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2010

10/19

Tue.

22:08:57

「ビジネス書」のトリセツ 

Category【読書術


「ビジネス書」のトリセツ「ビジネス書」のトリセツ
(2009/08/01)
水野俊哉

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書き出しをご紹介します。

『「ビジネス書」のトリセツ』を讃える人々

 水野俊哉の「ビジネス書のトリセツ」は、当社において数百万円の本代の節約を生み出した。
―午堂登紀雄さん(株式会社プレミアム・インベストメント&パートナーズ代表取締役)
 
 私は普段、自分の名前を貸さない主義ですが、水野博士は私たちの生活に成功をもたらす普遍的なビジネス書の読み方の心理をこの本で表現している。だからあえて、自分のルールを破ってでも、この素晴らしい本をあなたに推薦したい。この本を読まないと「ノーマネーでフィニッシュ」します。
―臼井由紀さん(株式会社健康プラザコーワ代表取締役)

 例えば、美しいものに触れて感動する心は、人種、宗教、性別、年齢、役割、貧富を越えて、人間に平等に与えられるものである。この本を読む権利も地球上に生きるものすべてに平等に与えられるものであり、読んだ人間が必ず価値を見出すことと確信する。できれば私の小説も一緒に読むと尚、素晴らしい効果が発揮されるだろう。
―清涼院流水さん(ミステリー作家)



今、こうして書き出し部を転記しながら、数名の方がおっしゃることに「そう!まさにそんな感じ!」と思いながら読み直してしまいました。

水野俊哉さんの書籍には、以前も『成功本50冊「勝ち抜け」案内』でずいぶんとビジネス書について教えて頂きました。海外在住ですと、リアル書店に行くのも困難な上、新刊情報にどうしても疎くなってしまいます。今では中身の一部を公開しているネット書店もありますが、それでも中身を確認して吟味することになしにネット書店でオーダーするのは博打に近い感覚があります。新刊に関して、私は自分の指標としていくつかの読書ブログの情報をチェックしていますが、それだけでは不十分であることがこの本を通してわかりました。

トリセツの中身は、本の選び方から読み方、有名著者のダイジェスト、そしてなぜかビジネス書の書き方までをも教えてくれるというありえない内容となっています。書き方にいたっては、講義で教えていらしたことを文章にしたという程に内容が深いです。通して読むと、「今までビジネス書の読み方、間違ってたよ!もったいないことしたー!」と思えることでしょう。

中でも私には、書籍の選び方は大変ためになりました。書籍にはいくつかのスタイルがあるのですが、それを抑えることで自ずと内容を想像できるようです。本書にもたくさんの例とともに紹介されていますが、手元にあるビジネス書で確認してみたところ、なぜ私がハズレ本を購入してしまったのかが解けました。しかしハズレ本といっても、1行でもなにか得るものがあれば、それでよし。

また、アウトプットについても日々悩むところでした。どのように読書の内容を自分に活かしていくか。これがなかなかうまくいきません。読書日記をつけることや、レバレッジメモなどもやってみましたが、どうしても続かない。このブログをもってアウトプットとして残せるよう、何か文章にして記録を取る習慣をつけるとともに、もっともっと貪欲に本の内容を実行に移していかねばと再認識しました。

この本こそ、ビジネス書読書人への羅針盤。

jumee☆point1d この本を読んで jumee☆point1d 

・ビジネス書の書き方を知ることで、著者にとっての本の位置づけがはっきりわかるようになりました。本を書くって大変なことのはずですが、書き手の立場いかんで本の伝えようとするメッセージは違うところにあるもんなんですね。

・ビジネス書を読みたくなる本です。あの勝間さんをも斬る水野さんの口調が面白かった。



 

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2010

02/09

Tue.

22:13:42

功利主義者の読書術 

Category【読書術

功利主義者の読書術功利主義者の読書術
(2009/07)
佐藤 優

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書き出しをご紹介します。

まえがき

 読書には、大きな罠がある。特に、読書家といわれる人がその罠に落ちやすい。読書はいわば「他人の頭で考えること」である。従って、たくさんの本を読むうちに、自分の頭で考えなくなってしまう危険性がある。
 娯楽のための読書ならばそれでもいい。それについては、楽しい本を自己流に読めばいいので、特に読書術など必要とされない。従って、本書が想定する読者は、娯楽を目的とする人々ではない。



『ぼくらの頭脳の鍛え方』を読んで、もっと佐藤優さんの読書歴について知りたいと思い購入しました。この本も前書と同じく教養を身につけるための読書の指導しています。

立花隆さんとの対談でもそうでしたが、今回もマルクスの資本論からロシアや沖縄についてまでテーマが広がっています。それぞれ基軸となる書籍の一部を引用しながらストーリーを負いつつ、著者が掻い摘んだ解説と意見を述べているといるスタイルです。

前書にも登場なさっておりましたが、こちらにも酒井順子さんの『負け犬の遠吠え』が紹介されていました。きっと酒井さんを高く評価されておられるんだと思います。『蟹工船』のくだりで、雨宮処凛さんのお名前も出てきてました。その外にも前書に登場していた方がいらっしゃったような気がします。

今回も知らない書籍が山盛りで、是非読みたい!と思う本が数冊ありました。とくに新訳が出たことで話題になっていた亀山郁夫氏訳『カラマーゾフの兄弟』は読まなくちゃ。私は新潮文庫の上中下巻で読んだのですが、本書で紹介されている新訳を見ると遥かに読みやすい!これは絶対に読み直したいです。

それから、池上 永一氏の『テンペスト』も気になりました。幕末の琉球がテーマの時代小説だそうです。あらすじを読んでいると、韓国の時代ドラマに通ずる雰囲気があるようです。これも是非。

jumee☆point1d この本を読んで jumee☆point1d

・私の読書記録が小学生の読書感想文の域を超えられないのは、その本が自分にとってどういう要素をもたらしてくれたかを意識してないからではないだろうか、と目が覚めました。佐藤氏は必ず「一般にはこの本は○○分野の本として知られているが、自分は△△分野の書籍として読んだ。」など、自分と本との関係をしっかり意識しておられます。本と対話するというのは、本を理解するだけではなく、自分にとって何なのかを知ることなのでしょう。

・とにかく分野も時代も多岐に渡っており、いったいどこにこんな読書時間があるんだろう!と思わずにはいられません。しかも読んだ本がしっかり血肉となっているなんて!これも前書きにあるように、受身の読書ではなく考える読書の賜物でしょう。尊敬します。




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2009

12/29

Tue.

10:03:00

ぼくらの頭脳の鍛え方 

Category【読書術

ぼくらの頭脳の鍛え方 (文春新書)ぼくらの頭脳の鍛え方 (文春新書)
(2009/10/17)
立花 隆・佐藤 優

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書き出しをご紹介します。

「知」の世界への入場券

 <佐藤> 立花さん、蔵書数はどれくらいあるんですか?
 <立花> 地下一階、地上三階のビルを仕事場にしていますが、十年ほど前に数えたときには、約三万五千冊でした。
 <佐藤> ビルの外装がネコの顔になっている、「ネコビル」ですね。
 <立花> ええ。舞台装置家の妹尾河童さんに描いてもらった。ネコビル近辺にも本の置き場があります。現在の正確な蔵書数はわかりませんが、十年で倍ぐらいになっているとして、七、八万冊でしょうか。佐藤さんはいかがですか?
 <佐藤> 約一万五千冊です。最近、箱根に二番目の仕事場をつくり、思想・哲学系の本は都内の仕事場からそちらに移しました。立花さんは毎月、本題にはどれくらい費やしていますか?
 <立花> これも正確には把握していません。医学書や理系の専門書などを大量に買うときは、五十万円くらい使うときもありました。しかし、それほど高くない本なら、両手で持てる重さの限界が、だいたい三、四万円でしょう。月に四回それくらいの買出しをするとして、十数万円じゃないですか。
 <佐藤> 私は約二十万円です。サラリーマン(外交官)時代も月十万円が本代で消えていました。
 

 ※本書では、お名前を<>でくくることはなく、太字で表記されています。

読書について、改めて考えさせられる本でした。
本当に読んで良かった。

まず出だしからビックリです。蔵書が1万冊以上って!月々数十万円の書籍費って!
知識が金額や冊数に比例するわけではありませんが、お二人の「教養」に関するお話を読んでいると、私の恩師を思い出さずにはいられませんでした。教養をgoo辞書で調べてみました。

きょうよう けうやう 【教養】
(名)スル
(1)おしえそだてること。
「父は其子を―するの勤労を免かれ/民約論(徳)」
(2)社会人として必要な広い文化的な知識。また、それによって養われた品位。
「―を身につける」
(3)〔英 culture; (ドイツ) Bildung〕単なる知識ではなく、人間がその素質を精神的・全人的に開化・発展させるために学び養われる学問や芸術など。


私の恩師がよく、このcultureとBildungのお話をしてくれました。教養とは、積み重ねられた知識が、体の中で養われてしっかりと根をはり、身についた様子をいうんですよね。私の今の読書は、教養のための読書なんだろうかと深く反省。

本書では、立花氏、佐藤氏それぞれブックリストとして蔵書から100冊、文庫&新書から100冊の計400冊が紹介されています。私の年間の読書量は大体250冊程度ですから、全て読むには2年の月日が掛かります。知識を積み、教養を身につけるには、そう短期間では達成できない。そこで、このリストがとてもありがたい存在となります。立花さんは8万冊程度の本を読破なさったお方です。そんなプロの読書家が選ぶ100冊ですから、これは貴重なデータです。400冊の中で、私が読んだことのある本はたった10冊程度でした。

教養を身につけるための読書。来年はこれをテーマに本を読み続けたいと思います。

jumee☆point1d この本を読んで jumee☆point1d

・気になったフレーズを転記します。(P242より)

<立花> 今、教養という言葉は死後になりつつある。また、万巻の書を読みつくせる人はいません。結局は、人生の残り時間を確認しながら、最大の成果を得られるように計画を作るしかない。そのとき、知識の系統樹が頭に入っていることが大切です。それとやはり紙媒体に書かれたものを読む、つまり読書が必要なのです。なぜなら、最初の話に戻りますが、人類はそうやって脳を発達させてきたからです。

・時間は限られている…。どんな自分でありたいのか、どんな生き方をしたいのか、それを読書から学ぶには目の前に本をただただ手にとるばかりではなく、計画的に読書をしなくてはならない。今の私は「なんかおもしろそう!」をテーマに書籍を選んでいました。もっと人生の糧となる本の選び方をしなくてはなりませんね。

・お二人にかかると、あの勝間さんも熟練労働者とまとめられています。それもネコを拾ったという話から、勝間さんは新自由主義ではない、というお話になっています。すごくおもしろい解釈でした。ここだけでも、読んでみて欲しい。P204あたりです。

頑張るぞ。おーっ。 実行すること

・紹介されている書籍の1/3以上を2010年のうちに読む。まずは購入しなくては。

・読書樹を作る。


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2009

11/26

Thu.

08:25:34

あらゆる本が面白く読める方法―万能の読書術 

Category【読書術

あらゆる本が面白く読める方法―万能の読書術あらゆる本が面白く読める方法―万能の読書術
(2009/09/18)
一条 真也

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書き出しをご紹介します。

 わたしが本書を出そうと思い立ったのにはいくつか理由があります。
 第一の理由。世に出ている定番の読書論には、観念的な内容のものが多いように思います。もちろん名著も多く、わたし自身も大いに影響を受けた本も少なくありませんが、読書することの重要性とか、本への考え方、本との向き合い方が内容の多くを占めていて、それを読んでも、読書の具体的やり方はなかなかわからない。



最初の部分を読んで、「ああ、なんだか信用できそう!」と寄り添う気持ちが高まり、一気に読み進めました。

私、勝間和代さんのファンで、勝間さんの本は殆ど読んでいます。でも、どうしても「?」感が残るものが1つある。それは速読(フォト・リーディング)です。沢山の本を読みたいという気持ちは私にも当然あります。勝間さんの他にも私が尊敬する方々は皆、多読を極めておられます。すでに何万冊も読破されている方に近寄ろうと思っても、それまでの読書量が不足しているわけですから、フォトリーディングくらいでは追いつかないはず。その上、勝間さんご自身がフォト・リーディングで毎月100冊以上もお読みになるそうです。極端な話、差を縮めるには、勝間さんにインプットを一切止めていただき、頭の中でそれらを熟成させるのも止めて頂く。10年くらいぼーっと何もせず過ごして頂いてやっと追いけるか追いつけないかでしょう。こうでもしない限り、絶対に読書量&知識量で勝間さんに追いつくのは無理というもの。

じゃあ、どうすれば追いつけるの?そこで私なりに考えた結論。それは少量でも内容をしっかり把握し日常に活かすこと。私が思う読書とは、内容をインプットし、それを頭の中で熟成させ、自分の経験と結び付けつつ、自分の力し成長する行為です。フォトリーディングでどんどんと内容を入れていっても、経験と結びつける動機が作れないのなら、読書の意味はないような気がします。そこで、この本です。

この本は、読書を「技術としての読書」と「思想としての読書」の2つに分けて、本の読み方を教えてくれます。私が気になったポイントを記します。

・目次をじっくり読む
・赤の油性ボールペン(ゼブラ「ニューハード」)と定規(アーチルーラー)で線を引きながら読む。(斉藤式の色わけはしないが、重要部は上部空欄に※マークを入れる)
・明確な問題意識と持続的な集中力で考え続けること
・難易度の高い本は、ようやくを何度も読むこと
・DNAリーディング

上にあるDNAリーディングとは、一冊の本の中にあるメッセージを「いのち」と捉え、その先祖を探り、思想的源流を遡る読書のことです。体系的に知識を身につけるため、どんどんと古典へ遡っていきます。例えば、現在の哲学書を読んでいて、ある「いのち」のメッセージに興味を持ちました。早速、巻末の参考文献をチェックしたりしながら、この「いのち」のルーツを遡っていくわけです。音楽で言えば、マイケルの音楽にもっと深く触れてみたいと思った時、スティービー・ワンダーやマーヴィン・ゲイなどモータウンの歌手に遡り、更にJBに遡り・・・と音楽のルーツを探る作業をくりかえしますね?その本ヴァージョンです。これをマインドマップのようにつながりの系図を作っていけば、時間軸と空間軸でもってその思想をうまく捉えられます。

思想としての読書は、読書で得た知識をいかに自分の血肉とするかが語られています。その中でも速読について触れられているのですが、やはり書物には早く読むべきものと、じっくり読むべきものがあるようです。

私は大学時代に英詩を専攻していました。あんなの速読しようと思ったら、ものの数秒で終ってしまいます。じっくり時間をかけて、味わうからこそ楽しいんです。どうしてもその時の感動や習慣が抜けず、私はなんとなく速読を学ぶ気持ちに至れませんでした。速読本をいくつか購入したものの、返って速読から遠退くばかり。この本を読み、やっぱり自己流で行こう!と決意した次第です。

読書家の方は、多読をすることから速読を身につけておられるように思います。技術として速読を学んだのではなく、たくさんの本を読んでいるうちに自然とスピードが身についたという感じ。私もその道を目指したいと思います。

とにかく、読書の意義がわかる一冊です。

jumee☆point1d この本を読んで jumee☆point1d

・古典を読んでみたくなりました。特に中国の古典。今は翻訳本もたくさんありますから、じっくり心に染み入らせながら読書したいです。

・最近は線を引かずに読書していました。人に譲ることを考えるようになり、なかなか線を引けなくなってしまったのです。私の場合、日本語教室の生徒さんに譲ることが多いので、できるだけまっさらな状態で渡したい。でも、本はそういうものではないのかも。自分のお金で買ってこそ、意義があるのかもしれません。

頑張るぞ。おーっ。 実行すること

・『論語』と定規を買う。


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2009

10/29

Thu.

12:22:06

レバレッジ・リーディング 

Category【読書術

レバレッジ・リーディングレバレッジ・リーディング
(2006/12/01)
本田 直之

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書き出しをご紹介します。

はじめに

 わたしは今、経営コンサルタンティング会社を経営し、日米一〇社のビジネスに資本・経営参加しながら、毎日必ず新しい本を一~四冊読んでいます。読むのはいわゆる「ビジネス書」がほとんどです。どんなに忙しいときでも、一日一冊は読んでいます。合計すると、年間で四〇〇冊は下らないでしょう。
 もちろんわたしも、みなさんと同じく仕事を持つ身です。決して時間が有り余っているわけではありません。それなのに、なぜこんなにも本を読むのでしょうか。
 その理由は、わたしにとって読書とは、「投資活動そのもの」だからです。本を読むのは自分に投資することです。それは、このうえなく割りのいい投資です。どんなに利率のいい金融商品に投資するよりも、確実に多くのリターンをもたらします。



大有名なこの本。
たくさんの書評で大方の内容を知っていたからでしょうか。手に取るのがこんなにも遅くなってしまいました。本田さんと言えば、読書家としても有名ですが、ハワイと日本を行き来するライフスタイルにも注目が集まっています。この本を検索するとたくさんの書評がヒットしてきます。アマゾンの書評数もダントツな上、殆どが好評価です。この本に感銘を受けた方の記事を読むだけでも、かなりの満足が得られてしまったことが、ここまで入手を遅らせた理由のような気がします。

でも、やっぱり読むべき!
定期的にビジネス書を読むようになって、そろそろ2年になります。でも、まったく成長していない私・・・。多くの著者さんが、「読書は自分への投資だ」と仰っておりました。だから、ビジネス書を読み始めました。でも、成長どころか書籍費ばかりが積もっていく。

その理由、この本のおかげでようやくわかりました。
すでに書評ブログや雑誌で目にしていたことなんです。でも、1章から4章まで続けて読むことで、やっとその意味や重要性がわかったという、もう本当に出遅れまくり。

それは第4章に記されていました。


「読んだままで終らせるな!」


読みながら線を引いたり付箋を貼ったりと、いろいろな技でもって内容理解に努めます。人によってはマインドマップを書いたり、メモを取ったりと、得た知恵を残す準備を行いますね。本田氏の場合、「レバレッジメモ」を作成するんだそうです。それは本の中で線を引いたりメモを取ったりした内容を自分の言葉でまとめつつ、カテゴライズしながらパソコンに入力します。それを出力し、常に持ち歩きながら目を通す習慣を作る。この日々目を通すというのがポイントです。

私は今まで、読んだら読みっぱなしでした。ウォン安のソウル生活で、1冊1500円の書籍費はウォン換算すれば安いものではありません。更に送料も加算されますから、もっともっと本から知識を得たいという欲求だけは人一倍です。でも活かしきれていなかった。

ダイナマイト級の衝撃のある1冊でした。
もしかすると、読書に悩みを抱く今だから、この本の宝に気づけたのかもしれません。
とにかく今、このタイミングで読めてよかった!

jumee☆point1d この本を読んで jumee☆point1d

・日本で暮らしていた頃は、全くビジネス書を読むことはありませんでした。ところが、ソウルで生活するようになり、「私の人生、これでいいのか?」と思い悩むことが増え始めます。今まで好んで読んでいた英米の小説にも解決策は出ているのですが、パンチが足りない。そんな時、勝間和代さんのブログの影響で、ビジネス書を読み始めるようになったのです。
初めて読んだ本田氏の著作は『レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術』でした。これも二毛作のお話など、強烈に記憶に結びついた知恵がたくさんあります。

・とにかく読めばよい、という姿勢を改めなくてはなりません。それから本に関しては「もったいない」という考え方を捨てること。日本で購入する以上に費用が重くのしかかってくるので、おもしろくなくても最後までガマンして読もうとしてみたり、処分できずにスペースばかりが埋もれていったり・・・。ビジネス書は眺めて楽しむ写真集とは異なるわけですから、どんどん使い倒していこうと思います。

頑張るぞ。おーっ。 実行すること

・週末にレバレッジメモを作成し、月ごとに出力して持ち歩く&読み続けてインプットを強化する。
・1日1冊、ビジネス書を読む。


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2009

06/19

Fri.

11:40:32

多読術 

Category【読書術

またもやスゴい本に出会ってしまった。

多読術 (ちくまプリマー新書)多読術 (ちくまプリマー新書)
(2009/04/08)
松岡正剛

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ちくまからも新書が出てるんですね。本が到着するまで気がつきませんでした。私、ちくまさんの本って結構好きなんですよ。特に文庫本にはお世話になってます。この本を読んで、「やっぱりちくま!」と大満足。

書き出しをご紹介します。

-いま、本格的な読書方法論が待望されています。一部では「読書立国」も訴えられています。そこで、そのような方法を実践されているとおぼしい松岡さんに、セイゴオさんと呼ばせてもらいますが、そのあたりの話を「多読術」を軸に伺いたい。

 ぼくにとっては「多読」と「少読」はつながっています。本質は同じです。少読がしだいに多読になるわけではなく、多読によって少読が深まるということもありうるわけで、そこが読書のおもしろいところだと思いますね。
 また、「粗読」と「精読」を比較して、いつも精読のほうが読書力が深まっているともかぎりません。それとは逆にひょこひょこと読む「狭読」が底辺を広げて読む「広読」を妨げているということもなく、読書っていろいろな方法によって成立しうるんですね。



この本は対話式になっています。聞き役(青字部分)は担当編集者さんでセイゴオさんが質問に答える形で進みます。実は私、かなり感動しました!!!ここ最近読んだ“読書本”といえば勝間さんの『読書進化論?人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか? (小学館101新書)』、小宮さんの『ビジネスマンのための「読書力」養成講座 (ディスカヴァー携書)』などがあります。ビジネスパーソンが書いた読書本には、読んだ本から得た情報をいかに消化し活用するかが主でした。多読は基本で、速読や積読などの小技で情報を吸い取るような印象が残っています。このタイプをビジネスパーソン型とすると、セイゴオさんの『多読術』はこのカテゴリーの対極にある気がします。私が最初に読んだ読書本といえば『本を読む本 (講談社学術文庫)』ですが、それともちょっと違う。

私が感じたこと。セイゴオさんは文章が文字が好きで好きでたまらないんでしょうね。愛着がヒシヒシと伝わってくるのです。Web「千夜千冊」を愛読してるのにセイゴオさんの著書を読むのは初めてでした。いつも「どうすればこんなに深く書物に入り込めるんだろう」と感じていた疑問がこの本によって解けた気がします。この本は「するめ」本ですよ。読めば読むほど味がでるはず。セイゴオさんの生い立ちから会社設立までのお話も面白い。週末中にもう一度読んで、もっと深くかかわりたいと思います。

jumee걲point1d この本を読んで jumee걲point1d

・この本が届く直前、米原万里さんの『打ちのめされるようなすごい本』をめくっていました。この本は読み手が万里さんの読書愛に打ちのめされるような1冊ですが、頭の中で何かが開きかけていたんですね。そこへ『多読術』がやってきて、ばーんと何かがスパークしました。このブログを初め、丁度この本で300冊くらいになると思うのですが、300冊読んでやっと何かベールがはがれたような気がしました。障害物競走で最初に出てくる網をくぐり抜けたような気分です。やっと「本が好き」と言うための準備体操段階に入れた気がしています。

・できるだけ多くの情報を得て、自分の血肉にしようというパワーリーディングも理解できます。私も忙しいビジネスパーソンなら、きっとそんな風に本を扱うと思います。実はビジネスパーソン型の読書本からは「上手な本とのおつきあい法」がイマイチつかめずにいました。たくさんの本を読むことで知識が蓄えられるという点に魅力を感じたんだと思います。でも以前より時間に恵まれている今はもっと文字一つ一つに愛着を抱きたいという気持ちもあったのです。もともと文学好きですから、本はじっくり読みたいほう。セイゴオさんの本を読み、「ああ、こういう読書もあったのか!」という気分。

・セイゴオさんは「本はノートである」と仰っています。書き込みもされます。私も最近は勝間さんの影響で書き込みを一時ストップしていたのですが、『多読術』を読んでいる間は付箋貼るのがもどかしくて、メモしたくてうずうずしてました。そこでわかったのですが、自分と本がFitしている時ってノリノリで読書が進みますよね。そうすると書き込みたくなるのかも。こういうことが本との対話なんだとわかりました。

・編集工学から読書を見ると、信じられないくらい読書の意味が変わってきます。私が早速取り入れたことは「引用ノート」を作ることです。これは、ノートを数冊準備して1冊ごとに感心分野の項目を振ります。その項目に従い、読んだ本からアンテナが動いた部分を書き写すというもの。今でも気に入った文章を書き写していますが、ランダムすぎていまいちまとまりがありませんでした。項目を入れることでもっとノートを有効利用できそうです。

これは本当に多くの人にオススメしたい。私はこの本で一皮向けました。

目次、折り込みます。
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2008

11/03

Mon.

10:03:15

読書進化論 

Category【読書術

やっと入手!やっと読み終えました。

読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~ (小学館101新書) (小学館101新書 1)読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~ (小学館101新書) (小学館101新書 1)
(2008/10/01)
勝間 和代

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読書の秋、勝間さんの本がいくつか出ていますね。ファンとしては、うれしい限り。そして持ち歩きやすい新書サイズ、大歓迎です!

では、書き出しのご紹介から参りましょう jumee걲SaturdayNightFeverL

 読書を語るにあたり、まずは「インターネット」と「本」の関係から整理しておきましょう。
 私は、「インターネット」と「本」は、この本の読者のみなさんが考える以上に、とてもよく似ていると思っています。インターネットは、人がいて、各人がキーボードからインプットした文字や画像、音源をサーバーに保存し、それをみんなで共有しているものです。同じように本も、著者の頭から出てきたコンテンツを、サーバーのかわりに紙という形で保管し、共有しているわけです。 
 共通点が多い中、本のほうがインターネットより優れている点は有料のために市場原理が働きやすいので、コンテンツやその制作者が、質に応じて淘汰されやすくなるところでしょう。質の低いコンテンツでは企画が通りませんし、通ったとしても売れにくいので、市場からだんだんと減っていきます。
 



この頃、私がテーマとして考えていることに「言語」があります。
海外で暮らすということは、外国語の中で生活するということ。他「言語」界に身を置くと言うことです。他言語を理解するには、日本語との関係や文化差との比較が一番です。すると今度は日本語を「言語」として捕らる必要がある。小説や随筆を読んで、自分が十二分に味わえていないと感じることがあります。また、こうしてブログに毎日文章を書いているわけですが、「もっとおもしろく!もっと上手に!」と日々反省を繰り返すばかり。文章の質を上げるには、1にコンテンツ、2に言語力、3に伝えようとする意思だということがわかりましたが、いかんせん言語力がなければ、自分の文章も冷静に判断できないわけですよね?言語力の底力をあげるには、やはり読書が一番の近道かと思います。現に、言語力のある人は読書家であることがわかってきました。

と、云うことで。やっぱり読書法からも目が離せません。
この本は、本を書く側、売る側からアプローチしている本です。「本ができるまで」みたいな感じ。しかし、読む側としても学ぶことはたくさんありました。

読書は、本を選ぶところから始まっています。リアル書店での本の見方、私も勝間さんんと同方式です。ファンの私はそれだけでなんだか嬉しくなります。とは云え、私の場合、大型リアル書店に行く回数は年に数回。2008年に至っては一度も帰国してませんからゼロ回。リアル書店に通える環境つくりも読書法の一つのポイントだと思いました。そして勝間さんの場合、気になった本はとにかく購入しておられる模様。“自己投資”ではありますが、私の場合はそこまで自分に投資すると、家族が路頭に迷ってしまいます・・・。

この本で学んだこと、気づいたこと jumee걲point1d
?やっぱりインプットとアウトプットは互いに成長を助けているみたい
インプットとアウトプットの関係は、勝間さんの多くの本の中で語られていることですが、この本で再確認できました。
?本は、著者の与太話or経験談
これには「なるほど!」と思いました。今まで、どうしても本を通して読む癖がついていて、読み飛ばすことが出来ずにいました。「与太話」だと思えば、読み飛ばしも可能です。本に対する絶対感がちょっと軽くなりました。
?おもしろい人になる
人に文章を読んでもらおうと思うなら、まずはいろいろな経験をし、「おもしろネタ」を豊富に持っていなくてはなりません。これもコンテンツの充実につながることですね。
?勝間さんファンのこと「カツマー」というらしい
知りませんでした! ところで勝間さん人気の理由、お名前も関係しているのでは?と勝手に思ってます。ビジネスパーソンは、毎日競争社会で結果を出すことが求められます。ちょっと前に「勝ち組、負け組」という言葉が多用されてました。格差社会、人は少しでも良い状況、すなわち「勝ち」が欲しい。勝間さんのお名前を見た時、「勝」の字がアドレナリンの役割を担っている気がします。だから、男性も本を手に取り、内容に目からウロコ。ファンが増えるはずです。カタカナで「カツマー」だと、「勝」字が抜けちゃいますよね?でも、もう十分「カツマー」がおられるようなので、新規開拓は必要ないかしら。余談ですが、キムチの国でも芸名やドラマの登場人物の名で「強」と同音の「かん」という苗字の人は強い役のことが多いです。

今月は読書量を増やしたいと思っています。良質の読書を心がけたいです。

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2008

09/02

Tue.

16:23:06

フォーカス・リーディング 

Category【読書術

 私は他人目線の「すごい自分」を目指して回り道をしてきました。本をたくさん読めば人生が変わると信じていました。そのためには、やっぱり速読だろう、とも。そして多くの人に同じような道を歩かせてしまったことを、今、猛烈に反省しています。
 この本は、そんな自分の読書への反省と、自分がばらまいてきた妄想へのお詫びと釈明の気持ちをお伝えしたくて書きました。
 今も相変わらず速読講座を主宰していますが、今、本当にお伝えしたいのは速読のテクニックではなく読書の本質です。本当に支援したいのは、単なる速読術の修得ではなく、読書を通じて成長し続けたいと思うあなたの気持ちです。
 



今日読み終えた本の「おわりに」の冒頭が上の文章です。
その本とは、こちら。

フォーカス・リーディング 「1冊10分」のスピードで、10倍の効果を出す いいとこどり読書術フォーカス・リーディング 「1冊10分」のスピードで、10倍の効果を出す いいとこどり読書術
(2008/08/01)
寺田 昌嗣

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「速読=速毒」になりかねないのでは?という疑問を持ちながらも、発売当初のアマゾンキャンペーンに釣られて購入。(「速耳マスター2」の無料ダウンロードというおまけ内容でした)
でも、買ってよかった。この1冊で、私の速読本の乱読は終止符を打ちました。

理論編、鍛錬編、実践編の3部構成です。
理論編では、私たちが日頃抱いている「読書」に関する勘違いを指摘しています。また、「狩猟採集型読書」と「農耕型読書」の2系統にわけ、読書の目的の明確化する大切さと方法について語っています。

鍛錬編は、巻末のサンプル例を見ながら、実際に速読練習を行います。
私もやってみましたが、結構ハードです。速読もスポーツと同じで、繰り返し鍛錬を重ねる事で成果があらわれるとのことでした。また、読書に対する心のあり方についても言及されています。

実践編は、理論と鍛錬をマスターした上でのちょっとしたヒントやコツについてです。何度も読むこと、線を引くことなど、この章だけでも随分濃い内容でした。「狩猟採集型読書」にも、「農耕型読書」にもアドバイスとなる読書術です。

この本を読んで、学生時代のレポートの事を思い出しました。図書館で借りてきた本にざっと目を通し、徹夜でレポートを書く。思えば、あれはまさに「フォーカス・リーディング」でした。その時、確かに本の内容はだいたい把握することができました。レポートも書けました。最近人気のビジネス本、思えば数時間で読めてしまう本が多数です。文字数・ページ数が少ないので、さらっと読める。気付かぬうちに、私は自ずと本との相性を事前に察知し、TPOにあわせた読み方が出来ていたようです。それは学生時代のレポートのおかげかもしれません。

ところで、なんのために速読が必要なのでしょうか。
私も人気「速読本」をいくつか購入しました。たくさんの本を読んでみたい→たくさんの本を読むには、たくさんの時間が必要→じゃあ、早く読めばいい→速読をマスターしよう!、と言うわかりやすい理由です。でも、実は「人気だから読んでみよう」という部分も大きかったかも。勉強ブームで、自分の底力を上げなくてはならないという焦りもあったかもしれません。読めば読むほど、賢くなる。多くのスゴイ人たちの影響で、私も多読=成功の道だと鵜呑みしていました。でも、スゴイ人たちは、ただ多読しているわけじゃない。しっかりと身に染み入る読書をしているんですよね。

この本の『心を鍛える』という章に、こんな質問があります。

なぜ本を読むか。
【心】 どういう生き方がしたいのか、どういう仕事をしたいのか。1年後、3年後、10年後の自分の理想の姿。
【体】 その生き方を実現するために必要な力は何か。
【技】 どのような知識、ノウハウが有効あるいは必要か。

【Why?】 なぜ読書をするのか。なぜその本を読むのか。
【What?】 どんなジャンル、どんな本を読むのか。
【How?】 それらをどう読むのか。

上の質問に答えることで、私は自分が求めている読書が何かわかりました。
「無人島に行くなら、どんな本を持っていきますか?」という質問があります。3冊じゃ少なすぎるし、10冊じゃ多すぎる。では5冊ぐらいならどうでしょう。あなたなら、どんな本を持っていきますか?

私なら、好きな小説や詩集、哲学や心理学の本を持っていくと思います。多分勉強本や速読本は持参しないでしょう。多分私は、じっくりのめりこめる、酔える本が好きなんだと思います。そこから言葉や心を学びたい。心を鍛えたい。そんな本が好きです。私は農耕型読書派なんでしょうね。農耕型はどうやって読書をすればよいのか。この本のおかげで、自分の目指す読書がやっとわかりました。
間違いなく、今年ベスト10に入る本です。

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2008

07/18

Fri.

19:06:57

王様の速読術 

Category【読書術

『のだめカンタービレ』を買いにブックオフへ行った日、この本を発見しました。
そしてなんと同日、smoothさんの『マインドマップ的読書感想文』で、この本が紹介されていたのです!
何たる偶然!

王様の速読術王様の速読術
(2006/05/12)
斉藤 英治

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まずは書き出しをご紹介します。

 すっごく昔の話。
 明るい国と暗い国が隣り合わせになっていた時代。暗い国から明るい国へ逃げてきたクラゾーという若者が、明るい国の王様に謁見しようと、王宮の大広間で順番待ちをしていました。サッカーができそうなぐらい大きな広間に、ディズニーランドの開園を待つ人たちのように、国内だけではなく、世界中から来た人たちが長い長い列をつくっています。



ただ速く読むのではなく、知識としていかせる読書を目指しています。つまり、情報収集に焦点を当てた読み方です。具体的な目の動かし方などを教える本ではなく、どうすれば短時間でより良い知識を抽出できるかにポイントが置かれています。

王様の速読術は、30分の速読時間を3段階に分けて考えます。

?プレビューを5分間行う。
?5分間で全頁を写真読みしていく。
?残りの20分を使ってスキミング法で読んでいく。
 


プレビューとは、これから読む本を把握するためのものです。ここで読む目的をハッキリさせます。表紙、カバー、目次、前書きなどを丁寧に読みましょう。?の写真読みとは、フォトリーディングでも紹介されている技法です。見開きページを2秒くらいの感覚で、次々とめくります。ただ機械的にページをめくり、写真を撮って脳に残すかのような気持ちでページを見ます。これだけで、本のどこに大切な情報があるのかが、少し見えてきます。最後のスキミング法は、すでに検討をつけた大切な情報を確認する作業です。

まるで大海原の上を舞う鳥のように、滑空しながら海面を見渡すのである。そして魚の気配をみつけたら、急降下していく。 

本は大海原。鳥はあなた。魚は大切な情報です。全体を把握しながら部分を見る。これがスキミング法です。

この本を読んで、「速読」への抵抗感が減りました。どうして私は速読に抵抗があったのでしょうか。smoothさんが仰っていた、「速読」に「速毒」の要素を感じるのがその一番の原因だと思います。

一字一句、全てを読みたい!という欲求と、全てを読まなくちゃならない!という意識が、常に私の読書にはつきまとっていました。全てを読みたい理由は、お気に入りの文章を見つけたいから。文章力のプラスに、心のサプリメントに、私は気に入ったフレーズをメモするようにしています。速読では、それを見逃してしまう可能性がある。一方、読まなくちゃならない理由は、恐らく今までの学校教育の影響でしょう。最後まで読むことが習慣となってしまいました。読み飛ばした中に宝があるかもしれない。そんな不安が「速読=速毒」という誤解を生んだのです。

王様は、「本は家来だ」と仰っています。

リトルプリンス王様そうじゃ。だれでも最良の家来を選ぶことができる。みごとな時代じゃのう。しかもコストも安い。一度買えば、何度でも読み返せて、維持費はかからない。本棚に立ててもいい、寝かせて積んでもいいし、箱に入れてしまってもいい。本は一切、文句を言わぬ。こんなすばらしい家来があふれるように町中におる。夢のようじゃ。ワシの生きた時代には、一冊の本を手に入れるために、どれだけの苦労をしたことか・・・・ 

この王様のお言葉は、速読恐怖症への解毒剤となりました。つまり、その家来の気質を見抜き、どう対処するかを決めればいい。どういう目的でその本を読むのか、ゴールを設定してから読み方も決めればいい。情報収集のための本、例えば料理のレシピ本や、パソコンの説明書を精読する必要はありません。ナムルの作り方、電源の場所さえわかればいい。精読するか、速読するかは、家来の気質を見極めればよいだけでした。なんだ。速読はアリ、ですよ。

本とどういうおつきあいをするか。家来に何を求めるか。それを見誤れば、速読は速毒にもなりうるでしょう。それより私は、「即読」を心がけたいところです(笑)

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