cyoの出張についていった今回の東京旅行ですが、cyoが会社で事務処理している間、私は隣の本屋さんで
『夢をかなえるゾウ』という本を買い、向かいのカフェで読むことにしました。
その本屋さんはそれ程大きな本屋さんではなく、独特なこだわりで本を並べているようでした。欲しい本がみつからず、店内を歩き回っているうちに見つけました。何って、このデザイン、かわいくないですか?アマゾンの書評で気になってはいたのですが、いつも「今度で。」と後回しにしていた本です。横になってタバコをくわえるゾウが「自分、買いなや。」と言っているようで、すーっと手が出てしまった次第です。カフェで抹茶ミルクを飲みながらの読書。今回は3色ボールペンを持たずに外出していたので、フリーで読みました。
さて、内容です。まず、これ、本当におもろいですよ!そして読みやすいのに、深い。私はこの本を自己啓発や成功本の並んでいる書棚から選んだのですが、そんな種類の本だと言うことを忘れて大笑いしてしまいました。幸い風邪でマスクをしていたのと、壁に面した席に座っていたのと、風邪で笑い声が声になっていなかったので変人扱いされることはありませんでしたが、電車で一人で読むのは危険です。絶対「ニヤリ」どころではない笑いが沸き起こってくることでしょう。自己啓発本に笑い?今までこんな組み合わせはなかったように思います。笑いがある分、印象として残る部分も大きい。そしてエピソードが普通じゃないくらい面白すぎるので、エピソードに引っ張られて、やるべき課題を思い出すことが出来ます。小説形式で、いろいろなヒントや知恵を授けてくれるスタイルは数多くありますよね。でもここまで引き込ませる本は、私は始めてでした。
この本の主人公は2人います。一人は表紙でも堂々と登場するゾウのガネーシャ。もう一人はガネーシャに「自分」と呼ばれるサラリーマンの青年です。青年は知人と一緒に有名人のパーティーに参加します。そこでスポットライトを浴びる成功の世界に住む人々と、ぱっとしない自分とのギャップに落ち込んでしまいます。家で浴びるようにビールを飲む青年。3ヶ月前に「変わりたい」とインドへ行った時に買ったゾウの神様の置物相手に愚痴りながら、そのうち眠ってしまいました。
「おい、起きろや。」
聞きなれない声に起こされる青年。重い瞼を引っ張りあげた目の先に、なにやら変なゾウがふふわと浮いている・・・。
「自分、変わりたいの?変わりたないの?どっち?」
なんか迫られてる・・・。青年は思い出します。ゾウはインドの神様であること。昨日ビールを引っ掛け、そのゾウに熱く「変わりたい!」と頬ずりしながら語っていたこと。その声を聞いたガネーシャが、青年の前に現れて言うのです。しかも関西弁で。
「で、どないすんねん。」
変わりたいと思う人は多くいますよね。私もその一人です。でもなかなか達成できない。実行できない。
「その心配は無用や。今回は『ガネーシャ式』やから」
と、言うことで。青年は契約書にサインして、『ガネーシャ式』のレッスンをうけることになります。
ガネーシャ式のレッスンは、それこそいろいろな自己啓発の本にみられる語りつくされたエピソードだったりします。でもガネーシャのすごいところは、そういうエピソードを、もっともっと、100倍わかりやすく説明してくれるのです。しかも関西弁で。私的には、この関西弁がポイントだったりします。札幌育ちの私には、「関西弁=お笑い」と言う、それこそ関西弁を話す方には迷惑極まりない概念を持っていたりします。面白いだけではなくて、ぐっと近寄り易い感じになる。ドラマでも映画でも、関西弁だというだけで、家庭的な地域の愛情みたいのを感じるものが多いですよね?それこそまた私の勝手な概念だと思うのですが、とにかく難しいことをわかり易くすることに「関西弁」というスパイスが加わって、より一層わかりやすく感じました。それがまた面白くて、普通じゃない。だから心に頭に残ってしまう。
自己啓発の本に飽きてしまったかたや、いまいち心に残らないと言う方。ぜひオススメですよ!デザイン、拡大でどーぞ。
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- 2007/12/19(水) 18:49:40|
- 自己啓発
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