fc2ブログ
08«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»10

2009

09/22

Tue.

08:23:51

自己プロデュース力 

Category【自己啓発

自己プロデュース力自己プロデュース力
(2009/09/01)
島田 紳助

商品詳細を見る


書き出しをご紹介します。

「努力の方法」を教えます

 では、授業を始めます。
 正直、緊張しています。
 実は前にも一回、二十五年前に、NSC(吉本総合芸能学院)ができた時、こうやって授業したことがありました。
 僕とさんまと巨人が、別々の日を受け持って講義をしたあと、生徒たちに三十秒ずつネタをやってもらったんです。
 それから何日か経ってたまたま、さんまと巨人と会った時に、「どうだった?」って話になりました。
 誰かが「一組だけだな」って言ったら、他のふたりも「あぁ、一組な。一組だけいたよな」ってうなずいた。
 それが、三人とも同じコンビのことを言っているというのは確認するまでもありませんでした。そのコンビというのが、後のダウンタウンでした。



この本は、今や人気のDVD『紳竜の研究』の一部を文章化したものです。

紳竜の研究 [DVD]紳竜の研究 [DVD]
(2007/05/30)
島田紳助、松本竜介島田洋七 島田洋八

商品詳細を見る


このDVD、ずっと見たいと思っていたのですが、なかなか手が伸びませんでした。こういう時、海外生活は不便です。レンタルあったらいいのにー。

書籍となり、手が届くようになりました。ありがたいことです。

私が幼い頃、世は漫才ブームで「ドリフ」に代わり「俺たちひょうきん族」が週末のお茶の間を風靡していました。おなかを抱えて笑うほどの漫才が多く、今思い出しても噴出してしまうものもたくさんあります。

ご存知のように著者の島田紳助さんは漫才師として活躍しておられた方です。平成生まれの方には司会者のイメージの方が強いかもしれませんが、私は圧倒的につなぎにリーゼントのイメージがしっくりきます。笑いの世界よく知らない私は、この本にもあるように、街のおもしろい人が吉本目指してデビューする程度に考えていました。でも、お笑いの世界ってそんなに甘いものではないんですね。もちろん人の注目を集め、人を笑わせる才能というものもあると思います。しかしこの本によれば、笑いは研究の対象であり、もっと緻密に計画されたものであることがわかります。

どの世界にも通用する基礎力を鍛えてくれる1冊です。本書を読み、DVDも欲しくなってしまった・・・。

jumee☆point1d この本を読んで jumee☆point1d

・この間久々に日本に帰った時、ずいぶん島田氏が活躍していることに驚きました。10年前は、どのチャンネルにもさんまさんが出てましたけど、今の島田氏は昔で言う上岡龍太郎?的な役割なのでしょうか?しかし、たった数ヶ月でテレビに出てくる顔ぶれが変わる芸能界でこうも長くお茶の間の指示を受けている人はそう多くはないと思います。センスや運でどうこうできるものではない世界であるということがよくわかりました。

・何度も言ってますが、私はマイケル・ジャクソン氏の大ファンです。尊敬を通り越して崇拝しています。この本を読み、人の注目を集める人たちには「努力」や冷静な判断力があることが分かった気がしました。マイケルも然りです。その日の気分で一つ一つをこなしているんではなく、しっかりとした目標が見えているんでしょう。天才に共通する秘密に近づけたと同時に、自分の凡人っぷりをどうにかしなくてはと思いました。でも「努力の方法」を教わったので、スタートラインには立てましたよ。

・ダウンタウン、大好きです。はじめてダウンタウンの漫才を見た次の日、学校では「昨日の漫才、見た?」とダウンタウンの話題で持ちきりでした。彼らの特別な才能は、北海道の田舎にまで届いていたのです。何度か出てくるダウンタウンの名前に、やっぱり彼らはすごいんだ!と改めて嬉しくなりました。


☆ 応援、ありがとうございます ☆ banner_03.gif

スポンサーサイト



[edit]

page top