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須賀敦子全集 第2巻

今週から一足早くキラキラ夏休みキラキラ に入ったtohですjumee☆peace1

せっかくのお休み、この夏はスローリーディングで小説にどっぷりつかりたいと思います。

という事で、この本を読み終えました。

須賀敦子全集 第2巻 (河出文庫)須賀敦子全集 第2巻 (河出文庫)
(2006/12/05)
須賀 敦子

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須賀さんの本は全集から読み始めました。
まずは、これ

須賀敦子全集 第1巻 (河出文庫)須賀敦子全集 第1巻 (河出文庫)
(2006/10/05)
須賀 敦子

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を読み、(過去記事です→こちらどうぞ

それから、これ

須賀敦子全集 第4巻 (4) (河出文庫 す 4-5)須賀敦子全集 第4巻 (4) (河出文庫 す 4-5)
(2007/01/06)
須賀 敦子

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を読み、(過去記事です→こちらどうぞ

1、2、4巻まで読み終えることができました。
須賀さんの本、きっと私にとって一生モノの本になると思います。

3冊の中で、この2巻が一番ぎゅっと心をつかまれたような気持ちになりました。

須賀さんのエッセイには、いつも愛しい人との別れがあります。それは最愛のご主人であり、日本のご家族であり、友人達であり、そして今では須賀さんご自身も遠い人となってしまいました。ご主人との死別は、ちょうど結婚5年目だったそうです。私も今、ちょうどそんな頃を過ごしています。ペッピーノが発病後あっという間に他界してしまったように、私の大切な人たちが遠くへ行ってしまったら。粉々に砕けてしまったはずの心は、数年を経て、悲しみを柔らかい布で包みこんでいます。それが回想録の魅力なのかもしれません。単なるイタリア旅行記としては、あまりにも感情豊かなエッセイです。

2巻には、『ヴェネツィアの宿』『トリエステの坂道 』の名作のほか、エッセイ集が収録されています。

2巻の書き出しをご紹介しましょう。

シンポジウムが開催されるヴェネツィアの空港に着いたのは、正午ちょっとまえだった。ターミナルまで迎えに出てくれた、古くからの友人でヴェネツィア大学教授のアドリアーナが、そのまま、まっすぐに案内してくれたハリス・バーでの昼食は、大運河を一望する夢のような籍を招待者側が容易してくれていて、それだけで、ああ、またこの街の人たちのすてきな芝居にくみこまれると、期待に胸がときめくのだった。



2巻には、矢島翠さんのあとがきがあります。矢島さんと須賀さんは、女学校時代の先後輩だそうで、イタリアでも何度か面識があるそうです。矢島さんのあとがきでは、須賀さんの生い立ちから作家までの人生がわかりやすくまとめられています。矢島さんのイタリア本も是非読んでみたい。

ヴェネツィア暮し (平凡社ライブラリー)ヴェネツィア暮し (平凡社ライブラリー)
(1994/08)
矢島 翠

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2巻を読むと、ラテンなイタリアjumee☆DaNcE1の後にある、ガラスのように繊細なイタリアの裏と影が見えたような気がしました。私のイタリアのイメージがどんどん変わっていく・・・。

次は3巻、楽しみです。

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  1. 2008/06/30(月) 11:00:42|
  2. 文学・エッセイ
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