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2009

01/25

Sun.

18:15:52

日日是好日 

Category【随筆・エッセイ

大学生の頃、茶道を習っていました。
キッカケは祖母の女学校時代の友人がお茶の先生だったからです。土曜の午後、いつも「行きたくない」と思いながらも、千秋庵のお茶室へ通いました。結局5年続けたお茶ですが、お休みしたほうが多かった気がします。我が家の門限は22時半でしたから、ただでさえ遊び時間が少なかった。外泊なんてとんでもない!というような家でした。だから、貴重な土曜の午後をお茶で潰されるのがもったいなかったんです。そのうち一人暮らしをはじめ、私はお茶を辞めました。でも、今でも後悔してるんです。もっとしっかりやれば良かった。続けていればよかった、と。ああ。初釜、楽しかったなぁ。着物、また着たいです。

森下典子さんは、私と同じような理由でお茶をはじめながらも、二十年近くお茶を続けておられます。

日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ (新潮文庫)日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ (新潮文庫)
(2008/10/28)
森下 典子

商品詳細を見る



書き出しのご紹介です。

まえがき

 毎週土曜日の午後、私は歩いて十分ほどのところにある一軒の家に向かう。その家は古くて、入り口には大きなヤツデの鉢植えが置いてある。カラカラと戸を開けると、玄関のたたきには水が打ってあって、スーッと炭の匂いがする。庭の方からは、チョロチョロとかすかに水音が聞こえる。
 私は、庭に面した静かな部屋に入り、畳に座って、お湯をわかし、お茶を点て、それを飲む。ただそれだけを繰り返す。



今、こうして大人になって少しずつ気付き始めました。「和」を彩る文化はとても哲学的だと思います。大学生の頃は、知ったかぶりで「わびさび」とその世界をまとめていました。かび臭いと云うか陰気と云うか、とにかく昔昔した骨董感に価値を見出せていなかったんですね。同じアジア圏でありながら、私の住んでいる国には季節感を楽しむ習慣が多くはありません。だからこのエッセイは染みました。忘れかけていたことが、一気に飛び出してきました。私の中には、しっかりと和を慈しむ心があり、それを愛する血が流れている。外国で暮らしていて一番日本が恋しい時って、雨のにおいや風の音、花の香りのような小さなことの方が切なくなるほど懐かしくなります。まるで五感をぎゅっと掴まれ、もう逃げられなくなるような感じです。

何度目かの初釜の時、両親が着物をあつらえてくれました。背中に家紋の入った抹茶色の着物です。着物に袖を通す心地よい緊張感は、日本人だからこを喜べるものなんだと思います。

一見堅苦しさばかりの茶道ですが、実は自由であり、宇宙であることがわかる1冊です。

jumee☆point1d この本を読んで jumee☆point1d

・お茶と宇宙
お茶を習っている時、私も著者と同じく疑問がたくさんありました。でも、この本のおかげでいろいろな理由がわかりました。それは手順とかじゃなくて、禅問答のようなはっきりした答えのない問いへの答えです。例えば、どうしてお茶を「たてる」は「点てる」と点の字をつかうの?とか、ね。

・お茶はブレークスルーをもたらします
煮詰まった時、思ったように自分をコントロール出来ない時、私はよく一人お茶を点てて心を落ち着けます。すると不思議なことに必ずブレークスルーが起きるのです。突然すこーんと何かが抜けます。すると見えてくるんですね、答えが。たった5年のお茶人生でしたが、作法はなってないとは云え、今でも体が覚えています。道具も十分ではありませんが、一連の作業を終え、自分で点てたお茶を飲む。たったそれだけなんですが、その間は「無心」なんですよ。瞑想に近い何かがあるのかもしれません。

・文庫本のほうが表紙がいい!
単行本の表紙、なんだか味気ないですよね。これは文庫版に1票!デザイン変えて、大正解だと思います。

日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ
(2002/01)
森下 典子

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