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2009

03/10

Tue.

20:26:39

秘太刀馬の骨 

Category【日本文学

侍のお話です。

秘太刀馬の骨 (文春文庫)秘太刀馬の骨 (文春文庫)
(1995/11)
藤沢 周平

商品詳細を見る


書き出しをご紹介します。

 小出帯刀は、近習頭取の浅沼半十郎を待たせてある部屋に入って来ると、黙って上座に通った。帯刀が坐るのをみて、声をかけられる前に半十郎が挨拶をした。当然である。浅沼半十郎は、万年御書院目付と言われてきた浅沼家から、去年の暮れに帯刀の引きで近習頭取に挙げられたばかりである。
 「寒さも、多少やわらぎましてござる」
 半十郎はまず時候の挨拶をのべた。帯刀に呼びつけられたが、用の中身はまだ聞いていなかった。明後日には城中で四の日の執政会議がひらかれるので、そのつもりなら城中でいつでも、自分の部屋に半十郎を呼べるというのに、帯刀が今日急に使いを寄越して屋敷に呼んだのは、よほどの急用が出来たか、または秘密を要する話があるに違いないと半十郎は思っていた。
 それで、なるべくあたりさわりのない方角から話を催促した。
 「何か、それがしにお命じになる急用でもござりましたか」
 「いや、そうではない」
 と帯刀は言った。家老の小出帯刀は六十二になる。大柄だか太ってはいなくて、壮者のように背筋がのびていた。面長の浅黒い顔に、ひときわ白い眉毛が目立って、白くて長いその眉毛は長命の相だと言われていた。



半十郎は、小出の命令で秘太刀の探索を命令され、小出の甥とともに藩中を探します。秘剣は隠された存在で、それを操るものの存在も明らかではない。長男を失くし鬱状態の妻を抱え、半十郎は翻弄します。

時代設定は江戸ですが、内容は推理小説のようなハードボイルドのような面白さがあります。出てくる言葉が時に難しいのですが、読み続けていくうちにどっぷり江戸ワールドに魅了されました。おススメ。

jumee☆point1d この本を読んで jumee☆point1d

・武士や侍のイメージには、単に武芸を身に付けた人という職業的な面だけではなく、その生き方やあり方の潔さをも連想させます。「武士に二言なし」や「武士は食わねど高楊枝」のように、気位の高さを感じる諺もあります。芯のある生き方、それが侍だと思いました。

・今は情報源に溢れていて、テレビだのラジオだのネットだの、選ぶことすら難しい世の中となりました。上手く使えば恵まれた環境と云えますが、そうでなければ自分磨きの邪魔となる存在です。侍の生活を見ていると、「極める」という言葉がピッタリな気がします。剣でも学問でも、商売でも政治でも、秀でた人々がどのように自己を高めていくのかは、今でも十分手本となると思います。強い精神力を得たいなら、時代小説の主人公に注目するのも勉強になるでしょう。


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