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2009

04/01

Wed.

15:59:56

翻訳夜話 

Category【語学 

英語の勉強をそろそろ再開する予定でして、今日はコレを読み、英文和訳なんぞをやってみました。

翻訳夜話 (文春新書)翻訳夜話 (文春新書)
(2000/10)
村上 春樹柴田 元幸

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 ずっと以前から、翻訳についての本をいつか書きたいと思っていた。それは翻訳の技法や歴史や目的についての本ではなく(まあ、そんなものは書こうと思ったところで書けっこないわけだけど)、「どうして自分は翻訳をしなくてはならないのか?」というシンプルな疑問に対して、自らが答える内容の本になるはずだった。というのは、これまでずいぶん多くの人に「村上さんは本職が小説家なのに、そしてけっこうお忙しいでしょうに、どうしてそんなに熱心に翻訳をするのですか」というような質問を受けてきたし、僕自身、自分がどうしてこんなに一生懸命、寸暇を惜しんで翻訳に励まなくてはならないのか、ときどき不思議に思っていたからだ。



上の引用は村上さんによって書かれたものですが、本全体は東京大学の柴田元幸先生と村上さんの対談形式になっています。柴田先生と村上さんの関係は、村上さんの翻訳のチェックと言う形で柴田先生が作業にあたって以来の長い長いお付き合いだそうです。

対談は3パートに分かれています。1つ目は柴田先生の授業に村上さんがゲストとして参加し、質疑応答に応えるもの。2つ目は翻訳業に携わっている方、これから携わりたい方を対象に行われたセミナーで、お二人が質疑応答に応えるもの。3つ目は2つ目と同じ設定ですが、ゲストに柴田先生が信頼する翻訳者数名も参加。お客さんからの質疑応答に応える形式です。

ここで面白かったのが、3つ目に入る前に、村上さんと柴田さんの翻訳スタイルの違いを説明するため、それぞれが同じ短編を訳したものが掲載されています。ちょっとだけ、転記しましょう。

<本文>
Collectors Raymond Carver

I was out of work. But any day I expected to hear from up north, I lay on the sofa and listened to the rain, Now and then I'd lift up and look through tne curtanin for the mailman.

<村上訳>
収集
 
僕は失業していた。でもいつなんどき北の方から報せが舞い込んでくるかもしれなかった。僕はソファーに横になって雨の音を聞いていた。そしてときどき身を起こしては、郵便配達夫の姿が見えないかとカーテン越しに外を眺めた。

<柴田訳>
集める人たち

私は失業していた。でも北の方から今日にも連絡があるはずだった。ソファに寝転がって、雨の音を聞いた。時おり顔を上げて、郵便屋が来ないかとカーテン越しに見てみた。



カーヴァーの作品は、村上さんの訳で出されています。一方柴田先生はポール・オースターの作品訳を多く手がけております。どうしてこんな試みがなされたかと言いますと、その文体によって(または作品によって)翻訳者が入りやすい作品があるそうなんですね。村上さんにとってカーヴァーとは理解ができ、訳したい作者ですが、柴田先生にとってはカーヴァーはちょっと入りにくい作者のようです。上の短い例文だけではわかりにくいかもしれませんが、先を読んでいくとその差が読者にも感じられます。

jumee☆point1d この本を読んで jumee☆point1d

・時々翻訳作品を読んでいて、「この日本語、どうにかならんかなー」と思うことがありました。でも、それって、翻訳者さんがノリノリで訳せたかorどっぷり苦労しながら訳したかの違いかもしれませんね。

・翻訳も、いかに自分の持っている語彙内で上手に表現できるか、が大切なようです。使い慣れていない語を使っても、そこだけ浮いて見えるそう。日頃よい作品をたくさん読んで、日本語のセンスを磨きたいものです。

・翻訳作品にも賞味期限がある、という村上さんの言葉に新鮮な驚き。そういえばそうですよね。昔の翻訳を読んでいる時、突然「がちょーん」みたいな団塊世代のギャグが出てきて jumee☆phonecallR2 ってなりますもんね。

・私も英文和訳に挑戦してみました!ああ・・・。文才が・・・궼궆

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