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2009

06/03

Wed.

15:30:05

羊をめぐる冒険 

Category【日本文学

いろいろな読書ブログを見ておりますとやっぱり村上春樹さんの新作『1Q84』が話題なわけですが、私は地味に過去作品を読み返しています。


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もちろん単独で読んでもおもしろいのですが、できれば『風の歌を聴け』→『1973年のピンボール』→『羊をめぐる冒険』と読み進めるのが良いと思います。あと、オプションで『遠い太鼓』もよいでしょう。これは村上さんがイタリアとギリシャに滞在していたころの記録です。『羊~』もヨーロッパ滞在中に書かれたものなんですねー。

さて、北海道育ちのあたくしにとって、羊は超ポピュラーな動物です。その曖昧な存在感というか、遠めには温かそうなのに近づくと目が怖いとか、まあ犬猫ほどではありませんが道民には「ああ、羊ね。」的な存在。タヌキよりはだんぜん羊のほうが親近感あります。(あ、でも札幌には「狸小路」という商店街があるので、タヌキも馴染みがあると云えるかも・・・)

この作品は、前2作と同じ登場人物が主人公です。作品が進むに従い、主人公も年齢を重ねており、シリーズ最後のこの作品では、舞台が東京から北海道へと変わります。タイトルにもあるとおり、羊をめぐって主人公はいろんな冒険をする、というお話です。道産子、読んどけ。

jumee☆point1d この本を読んで jumee☆point1d

・村上さんの青春三部作の中では、私は2つめの『1973年のピンボール』が一番好きです。人の心の複雑さと単純さがうまく絡み合ってる感じが気に入っています。

・内地(=本州)の人は北海道にいろんなイメージを重ねるようですが、この作品でもやっぱり自然の神秘にスポットライトが当てられています。自然があるということは、街が切り開かれていないor過疎化で山を放置中、のどちらかかと思います。この作品は後者です。その退廃した寂しさがわかるだけに、リアルに読むことができました。きっと寂れた炭鉱の街、赤平とか羽幌みたいなんでしょう。

・札幌育ちの私には、内地人の「自然がいっぱいheart0」度がどのくらいなのかはわかりませんが、札幌人に「道内で自然が豊かな所ってどこさ?」と聞けば、「ん~、やっぱ大雪山とか~(※註:北海道の真ん中にある2000m級の山々です。)、知床とか~(※註:このほど世界遺産に認定された北海道東部の一体。流氷、来ます。熊、います。)、あとは洞爺湖や登別あたり(※註:札幌から車で3時間くらい南下。湖や活火山や温泉がある。)もいいんじゃないかなー。」と言うのではないでしょうか。現在、北海道でめん羊が盛んな地域は確かに道北です。でも、士別のあたりってもっと開けてた気がするな・・・。

・北海道の町村にある温泉地にいくと、たいていアイヌの資料館があります。ホテルや旅館の休憩所にはアイヌの民話の本や、その地域の歴史本が置かれていますので、機会があったら是非見てみて下さい。小さい頃、知床の温泉街に行ったことがあります。父と弟が釣りに出かけてる間、私は旅館でアイヌ民話の本を読破してました。それが子ども心にもとても印象的でした。やっぱりテーマは人と自然の関係なんですけど、自然の美しさだけではなく、厳しさや恐ろしさまでもが盛り込まれていて「これ、花の子ルンルンよりすごい!」と思ったものです。


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