09«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»11

--

--/--

--.

--:--:--

スポンサーサイト 

Category【スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

☆ 応援、ありがとうございます ☆ banner_03.gif

[edit]

trackback -- |comment --

page top

 

2009

07/13

Mon.

10:11:20

椿山課長の七日間 

Category【日本文学

椿山課長の七日間 (朝日文庫)椿山課長の七日間 (朝日文庫)
(2005/09/15)
浅田 次郎

商品詳細を見る


書き出しをご紹介します。

 思い出せない。
 どうしても思い出せない-。
 純白の花を咲かせる沙羅の並木道を歩きながら、椿山和昭は懸命に考えた。
 ここはいったい、どこなのだ。自分はどこに向かって歩いているのだ。
 片側が三車線の広い道路は地平まで続くかと思われるほどまっすぐで、時おりのんびりとした速度で車が往き過ぎる。歩道の人影は疎らである。これもまた実にのんびりと、同じ歩様を保っている。
 ふと、自分までが同じ歩調になっていることに気付いて、椿山は街路樹の根元に立ち止まった。
 みずみずしい若葉を見上げて、沙羅の木はこんなに大きくなるのかと思った。そういえば自宅の玄関先に植えられた沙羅も、白い花をほころばせていた。



浅田次郎さんの作品を読むのは2度目なのですが、1冊目は完読しなかったのか、ちら読みしたのか(たしか『プリズンホテル』だったはず)あまり記憶に残っていません。と言うことで、熟読という意味では、これがはじめて。

上の書き出しに出てくる椿山課長は、まだ働き盛りのデパートマンです。デパート業界では学歴が大きく物を言い、高卒の椿山氏はいわゆる出世街道から外れた人。しかし課長とは言え、花形の女性服売り場を任されています。そんないつものように忙しく働く椿山課長に突然の死が襲い掛かりました。現世と来世の中間で、俗に冥土と呼ばれる中陰の世界に辿り付いた彼は、『スピリッツ・アライバル・センター』(略してSAC)で訴えます。「私は、どうしてもこのまま死ぬわけにはいかないんです。思い残すことが多すぎて」。SACで再審査を受けた椿山課長は、時間限定で「現世」に戻ることになります。

印象的だったのは、椿山課長のお父さんと息子さん。
そして、現世に戻っても売り上げを気にする椿山課長に「日本の話らしいなー」と笑ってしまいました。でもMJもロンドンライブのことが気になって、「戻らねば!」とか言ってるかもw

こちらでもずっと書き続けていますが、私は子どもの頃からMichael Jacksonが大好きで、6月25日(日本時間では26日です)の彼の他界に大きなショックを受けました。MJが今どうしているのかを思いながらこの本を読みました。偶然にも、椿山課長が戻らなくてはならない滞在期限が6月25日でした。死後の世界なんて誰にもわからないものですが、この本のユーモラスな表現に笑い、絆や愛の深さに涙している間にちょっと癒された気がします。

jumee☆point1d この本を読んで jumee☆point1d

・30代を過ぎてから、人生について考えることが多くなりました。人生について考えるということは、いずれ訪れる終焉についても考えなくてはなりません。それも自分の人生だけではなく、自分が愛する人や大切に思う人にも間違いなく終焉は訪れる。そんな事を感じさせてくれる1冊でした。

・中陰の世界が本当にこんな風だったらなーと思います。MJなら講習をパスしてエスカレーターに直行できてるかもしれませんね。


☆ 応援、ありがとうございます ☆ banner_03.gif

[edit]

page top

 

コメント

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

2012/08/13 00:43 |  |  #  edit

page top

 

コメントの投稿

Secret

page top

 

トラックバック

トラックバックURL
→http://siawasetuikyu2.blog10.fc2.com/tb.php/322-3278b17a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。