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2009

07/31

Fri.

21:07:44

雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行 

Category【日本文学

雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行 (新潮文庫)雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行 (新潮文庫)
(1991/07)
村上 春樹

商品詳細を見る


書き出しをご紹介します。

 まずはウラノポリから船に乗る。
 アトス半島に向かう巡礼の旅はそこから始まって、そこで終ることになる。そこから出て、そこに―もし戻る気があるとすればだが―戻ることになる。
 ウラノポリはアトス半島のつけねにある、海辺の小さなリゾート・タウンである。船は朝の七時四十五分にここの港を出る。一日それ一便だけである。だからなるべくなら前日のうちにここに着いてホテルに一泊して、ゆっくり朝ごはんを食べて、余裕を持って乗船するのが良策であるといえるかもしれない。その便に乗り遅れると翌朝まで二十四時間このウラノポリの町に釘づけにされるという、かなり申告な状況に直面することになるからだ(我々は実際に直面した)。



村上さんの旅行記です。
前半はギリシャのアトス半島を、後半はトルコの国境沿いを旅しています。書き出しは前半のアトス半島の部分です。

この本を読むまで、アトス半島がどこにあるのか、どんな所なのか、何があるのか全く知りませんでした。驚くことに、そこは女性禁制の土地なんだそうです。21世紀の今、そんなところがあるんですね。アトス半島はギリシャ正教の聖地だそうで、他教徒や外国人の場合は滞在時期にも制限があります。しかもそこにはビザンティン時代ど殆ど変わらずで、数十の修道院では質素な自給自足の生活を続けているとか。一行は修道院から修道院へと山中ずんずん歩きます。

ギリシャ編で気になったのは、修道院で必ず出される「ルクミ」というお菓子です。甘いゼリー菓子だそうですが、ハルヴァ(米原万里さんの『旅行者の朝食』に出てくるトルコのお菓子です)並みに気になりました。調べてみますと、やはりゼリー菓子のような姿ですが、上にたっぷりと粉砂糖が掛かっています。いかにも甘そうです。気になる方は、こちらをどうぞ。

・salahiさんの「ギリシャのごはん」ブログ
・harulaさんの「ATLANTIDA-ギリシャ便り-」ブログ
・みらさんの「アンモナイト -Ammonite-」ブログ

どうやらターキッシュ・ディライトという名前もあるようですよ。
また気になるお菓子が増えました。

トルコの旅は徒歩から車と移動手段が代わりますが、苦戦するのはどちらも同じ。イスタンブールから黒海側をひた走り、旧ソ連とイラン国境沿いを南下して、今度はシリアの国境沿いを走ります。書くのは簡単ですが、例え車でも数週間の移動距離です。これは大変だったに違いありません。

トルコと言えば、上にあげたハルヴァですが(ハルヴァは料理ではありません。デザートです。)、村上さんたちはあまりトルコ料理が口に合わなかったそうです。パンとチャイはおいしかったとありました。そういえば『深夜特急』の中で沢木耕太郎さんもチャイのお話を随分なさっておられましたね。アジアでは「茶」はどの国でも「cha」の発音だけれど、ヨーロッパに入ると「t」音になる。沢木さんは「cha」の国の方が肌に合った気がしたそうです。

jumee☆point1d この本を読んで jumee☆point1d

・旅行が趣味という方、たくさんいますよね。私も旅が大好きです。新しい感覚に出会い、知らず知らずのうちに学びを得られるのが旅だと思います。でも人それぞれ好みのスタイルがあり、ゴージャスなホテルでゆっくりするのが好きな人もいれば、テントを持って自然と交わるのが好きな人もいる。村上さんの今回の旅は、どちらかというと後者に近いかもしれません。冒険してみたい時に読むとより楽しめると思います。

・まだまだ知らない場所がたくさんあります。アトス半島は今でも女性禁制なのでしょうか。私が男性ならば、絶対に行って見たいです。




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