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2009

08/20

Thu.

10:08:01

子どもの宇宙 

Category【哲学・心理

子どもの宇宙 (岩波新書)子どもの宇宙 (岩波新書)
(1987/09)
河合 隼雄

商品詳細を見る


書き出しをご紹介します。

子どものなかの宇宙

 この宇宙のなかに子どもたちがいる。これは誰でも知っている。しかし、ひとりひとりの子どものなかに宇宙があることを、誰もが知っているだろうか。それは無限の広がりと深さをもって存在している。大人たちは、子どもの姿の小ささに惑わされて、ついその広大な宇宙の存在を忘れてしまう。大人たちは小さい子どもを早く大きくしようと焦るあまり、子どもたちのなかにある広大な宇宙を歪曲してしまったり、回復困難なほどに破壊したりする。このような恐ろしいことは、しばしば大人たちの自称する「教育」や「指導」や「善意」という名のもとになされるので、余計にたまらない感じを与える。


この本は河合隼雄先生が児童文学を例に子どもの心にある宇宙について語った本です。非常に読みやすい上に、紹介されている児童文学のおもしろさにぐんぐん引き込まれると思います。

実際にお子さんがいらっしゃる方ならば、「ああ、そうだ!」と共感されることも多いのではないでしょうか。一般に「子ども」と言うと、幼稚園、小学生くらいの小さな存在を想像しがちです。しかし河合先生が実際に心理治療に当たった子どもの中には中学生や高校生も存在します。子どもとは、私たちが思う以上に長い時間のことを言うのかもしれません。

この本を手に取った理由は、まず梨木香歩さんが河合先生のもとで学ばれたという記事を読んだことに始まります。以前から河合先生のお名前は、雑誌「飛ぶ教室」などで存じていたのですが、著作を読むまでには至りませんでした。雑誌に寄稿された記事を多く読んだことも、なかなか著作に手が伸びなかった理由かもしれません。最近は梨木さんのような児童文学出身者の書く小説に惹かれるようになったこともあり、一度しっかりと河合先生の本を読みたくなりました。

自分の子ども時代を思い返しても、トラウマとなっているものもあれば思い出となっているものもあります。その理由がわかりました。お子さんがいらっしゃる方、一読をおススメします。

jumee☆point1d この本を読んで jumee☆point1d

・私はMichael Jacksonが大好きです。彼は子どもの頃からショウ・ビジネスの世界で働いてきたことで、子ども時代を失ってしまったと語っていました。だからこそ、大人になって子どもたちが楽しめるネバーランドを作り、病気の子ども達に解放し、自分自身も楽しんできたんだと思います。そんなMJの気持ち、この本を読んで少しわかった気がします。動物、宇宙、変身などなど、キーワードはたくさんあったんですね。もしMJが河合先生に会えていたら・・・と思わずにはいられません。

・児童文学にはそれぞれ楽しみ方があります。大人の目から分析する方法としては、その物語の根底にあるテーマを見つけることから始まりますが、子どもはただただ想像力に訴えてくる不思議なイベントに惹かれるものです。大人が今でもファンタジーに弾かれるのは、そんな子どもの頃に育てた宇宙の存在がなせる技なんだと思います。

・何よりも河合先生の文章の素晴らしさに感嘆することでしょう。この本も温かみのある知的な本でした。これからもう少し、先生の著作を読んで行きたいと思います。


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