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2009

08/21

Fri.

11:45:18

草枕 

Category【日本文学

草枕 (岩波文庫)草枕 (岩波文庫)
(1990/04)
夏目 漱石

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書き出しをご紹介します。

 山路を登りながら、こう考えた。
 智に働けば角が立つ。情に棹れば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。
 住みにくさが高じると、安いところへ引き越したくなる。どこかへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生まれて、画が出来る。



森見登美彦さんの作品を読んでいたら、ふと夏目漱石の作品が読みたくなりました。それも現代語訳版ではなくて、原書のもの。全集が欲しいところですが、ゆっくりと文庫版で揃えていこうと思います。

さて、久々の明治文調。正直申し上げて、外国語を読んでいるような気分でした。感を取り戻すには、あと数冊読んで文体に慣れる必要がありそうです。この岩波文庫版の長所は、巻末に丁寧な註が添えられていることだと思います。いちいち辞書を引く必要がないですし、今ではその風習が廃れてしまいピンとこない部分など、註を読むだけですっと理解ができました。

また、解説も充実しており、『草枕』には重松泰雄氏による20ページにもなる読み方指導が寄せられています。勉強不足で知らなかったのですが、この作品の書き出しは非常に有名だそうです。ブログ記事にするにあたり、上の書き出しを音読しながらタイピングしてみると、なるほど確かに素晴らしい文章です。

このお話は、画家が旅路の逗留先で見たあらゆること、そして出会った人々の一風変わった様子を記したものです。漱石は国費でイギリスに留学していたわけですが、時々ターナーやメレディスの名が出てきます。漱石のロンドン生活は、それほど幸せなものではなかったようですが、上の書き出しのように、住みにくいと悟ったことでこのような小説ができたのかもしれませんね。

jumee☆point1d この本を読んで jumee☆point1d

・画家の独白部分はちょっと難しく感じましたが、会話文はわかりやすいです。100年前の言葉、とても優しく感じました。この時代の作品をもっと楽しく読むためには、漢文や俳句・短歌の知識があるとよいですね。

・この作品は、熊本が舞台ではないかと言われています。温泉町に逗留する若い画家。西洋に明るく、英語も読める。静かに街を観察している様子や、それを短歌に収める姿が目に浮かぶようでした。


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