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2009

09/08

Tue.

09:20:19

新釈 走れメロス 他四篇 

Category【日本文学

新釈 走れメロス 他四篇新釈 走れメロス 他四篇
(2007/03/13)
森見 登美彦

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書き出しをご紹介します。

 京都吉田界隈にて、一部関係者のみに勇名を馳せる孤高の学生がいた。
 その名を斉藤秀太郎という。
 彼は大文字山のふもと、法然院にほど近い木造アパートに暮らしていた。気が向けば哲学の道をたどって思索に耽る日々、煙草と珈琲をかたわらに臥遊するのを愉しみとし、便所の窓へ貼りつくヤモリの足裏が秘める不思議を研究し、百足焼酎をこころみて半紙半生となった。秋刀魚が大の好物で、美味い秋刀魚を喰うために物干し台で七輪を使い、危うく下宿を灰燼に帰せしめかけた。



古典短編を読んで感じた思いを小説にした作品です。元になっているのは、「山月記」「藪の中」「走れメロス」「桜の森の満開の下」「百物語」の5作で、それらが京都の大学生へと登場人物を替え、それぞれ繋がりを持ちながら織り成されています。

新釈とありますが、ベースになっている作品を現代版にしたものではなく、その作品から得たインスピレーションで全く別の作品が仕上がっています。現代語訳ではありません。

森見さんの作品と言えば、異様とも言える男子学生の変質ぶりですが、この作品でもそんな愛すべき大学生の生活を楽しめます。やっぱり四畳半に住んでいて、貧乏です。

それにしても、名作を読み、それを感想文にするのではなくて、小説にする。このアイデアはとてもオモチロイと思いました。私もいつか、そんなことが出来たらなと思います。

jumee☆point1d この本を読んで jumee☆point1d

・カリスマという言葉がありますが、斉藤秀太郎はまさにそんな存在です。思えば大学時代に異才を放っている人は、大抵大人になっても何か「スゴい」と思わせる力を持っている気がします。社会の中で偉くなっているという意味ではなく、自分を見失わない真っ直ぐに生きる力を持っている人。森見さんの小説は、独特だけどそんな魅力を秘めた登場人物が読者に力を与えてくれるんだと思いました。

・京都の人にとって、鴨川とは大きな存在なんですね。地図を見ながら読んでいると、大抵鴨川の近くに行き当たります。ソウルならハンガンというところでしょうが、それほどの愛着を持っている人はいないかも。


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