04«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»06

--

--/--

--.

--:--:--

スポンサーサイト 

Category【スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

☆ 応援、ありがとうございます ☆ banner_03.gif

[edit]

trackback -- |comment --

page top

 

2009

11/30

Mon.

08:17:28

文学的商品学 

Category【随筆・エッセイ

文学的商品学 (文春文庫)文学的商品学 (文春文庫)
(2008/02/08)
斎藤 美奈子

商品詳細を見る


書き出しをご紹介します。

 小説を読むとき、あなたはストーリーばかり追いかけていませんか。あるいは登場人物ばかり見ていないでしょうか。物語にオリジナリティがあるとかないとか、人間が描けているとかいないとか、あるいは文章が端正だとか雑だとか、感動できるとかできないとか、そんなことばかり、私たちは目を奪われてきたような気がします。
 いや、それだって小説の大事な要素ではありますが、筋書きや人物だけが小説かといえば、そんなことはない。映画や舞台のような派手さこそないものの、小説もまた、多様な情報を抱え込んだ総合芸術。ああ見えて、なかなかマルチなメディアなのです。



目次部も、表紙のようにバーコードでデザインされています。

この本を手にとったキッカケは米原万里さんが斎藤美奈子さんを絶賛されておられたからです。評論・批評っぽいんですけど、笑える作品らしい。ということで、早速読んでみました。

まず、本書は小説の中に潜む「商品」に注目した書評です。順に上げると、アパレル、音楽、カタログ、食、ホテル、バンド、オートバイ、野球、貧乏など。それらのキーワードを小説の中から引っ張ってきては比較しています。

面白かったのはファッションの項。私も昔から気になっていたんですが、小説の中の衣服の描写で「素敵!着てみたい!」と思ったものって一つもありません。この頃繰り返し読んでいる村上春樹さんの作品は、「いったいどんな人が着るんだろう・・・」と思うものばかり・・・。決してオシャレではないんでしょね、小説の洋服って。だからこそ、この文学論が面白いんですね。

こうして比較してみると、著者のフェチズムが感じられちゃいます。「よく見てるなー」というより、「あんた相当好きなのね」と笑えてしまう部分多し。またもや村上さんですが、私は村上さんの小説を読むたびに「今度はどこにマイケル(Michael Jacksonのことね)が出てくるかな!」と楽しみにしています。70年代はJ5で、80年代はソロの話で登場してるんですけど、なんだか嬉しくなっちゃうんですよね。

いつか私も、小説にマイケルが出てくる部分を引っ張り出して、文学論をぶちかましたい!
そう思える楽しい1冊でした。

jumee☆point1d この本を読んで jumee☆point1d

・小説の読み方は人によってそれぞれですが、私の場合はすごく正統な読み方ばかりしてきたんだなぁとこの本に教えてもらいました。主人公の心の流れや、おおまかな筋を追う読み方ばかり。著者が盛り込んだ小さな遊びをもっと楽しんで読みたいなと思った次第です。

・それにしても、よくもここまでピックアップできたなーと感動です。米原さんが大笑いする理由もよくわかりました。著者を直接知っていれば、より面白いかもしれませんね。



☆ 応援、ありがとうございます ☆ banner_03.gif

[edit]

page top

 

コメント

page top

 

コメントの投稿

Secret

page top

 

トラックバック

トラックバックURL
→http://siawasetuikyu2.blog10.fc2.com/tb.php/407-2df01189
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。