10«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»12

--

--/--

--.

--:--:--

スポンサーサイト 

Category【スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

☆ 応援、ありがとうございます ☆ banner_03.gif

[edit]

trackback -- |comment --

page top

 

2010

01/20

Wed.

22:07:36

ちんぷんかん 

Category【日本文学

ちんぷんかん (新潮文庫)ちんぷんかん (新潮文庫)
(2009/11/28)
畠中 恵

商品詳細を見る


書き出しをご紹介します。

「火事だっ」
その叫びと半鐘の音が、突然、寝ていた若だんなの夢を蹴飛ばした。
「えっ……何?」
 夜中のこととて、部屋には有明行灯の明かりがあるばかりで薄暗い。じゃらじゃらと内側からうち鳴らされている半鐘の音は、夜と眠気を打ち払っていた。
「若だんなっ、起きて下さい」
 仁吉と佐助の声が、離れの廊下から近づいて来る。といかくどんな状況なのか、見極めなくてはならない。若だんなは布団から抜け出すと、縁側に出た。
 明け六つにはまだ間があるというのに、長崎屋の店表から声が聞こえてくる。大火となりそうな予感がして、若だんなは戸にかけた手を、微かにふるわせた。後ろで襖が開く。手代である兄や達が来たのだ。顔つきが強ばっていた。 



『しゃばけ』シリーズの第6弾目。

<参考>
第一弾 しゃばけ
第二弾 ぬしさまへ
第三弾 ねこのばば
第四弾 おまけのこ
第五弾 うそうそ

年に1度だされているこの『しゃばけ』シリーズ。ついに追いついてしまいました…。ああ、もっと読みたい!第五弾が長編シリーズとなっていたこともあり、今回の短編5つが納められている本書は軽快に読み進められます。今回も若だんなは病弱のまま。ところが第六弾に入り一層弱さに拍車がかかるという始末です。ついに賽の河原の見えるところまで行ってしまい、「若だんな、ついに!?」とハラハラしながら読み進められること間違いありません。

そしていつもの妖である手代の二人に加え、今回は家族が大活躍です。妖とのハーフである若だんなの母親おたえの恋物語や、腹違いの兄松之助の縁談話など、弱った若だんなが離れで休んでいる間を埋めるかのように、家族のエピソードが華を添えます。独特な家族の絆が見え隠れしているところに、江戸の人情を感じられる楽しさも見逃せません。

上の書き出しにもありますが、土蔵建ての長崎屋の家屋も、江戸の大火には勝てませんでした。焼け落ちてしまったお店は、また新たに立て直されることとなります。今回は若だんなの病気に加え、長崎屋の建て直しなど「ちょっとお休みです」といった雰囲気がありますが、面白さは相変わらず。早く続編が読みたいです。

jumee☆point1d この本を読んで jumee☆point1d

・今、ものすごく時代小説が読みたいです。何か面白いのないかな。探してみたいと思います。


☆ 応援、ありがとうございます ☆ banner_03.gif

[edit]

page top

 

コメント

page top

 

コメントの投稿

Secret

page top

 

トラックバック

トラックバックURL
→http://siawasetuikyu2.blog10.fc2.com/tb.php/434-09fe1f28
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。