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2010

01/29

Fri.

22:48:10

西風のくれた鍵 

Category【児童文学

西風のくれた鍵 (岩波少年文庫)西風のくれた鍵 (岩波少年文庫)
(2001/02)
アリソン アトリー

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書き出しをご紹介します。

ピクシーのスカーフ

 むかし、ひとりのおばあさんがいて、ダーティムアの荒野へ、コケモモの実を摘みに出かけました。おばあさんは片手にブリキのバケツを持ち、もうひとつの手にはかごをさげて、家にもどるまえに両ほうをいっぱいにするつもりでした。
 おばあさんのうしろからは、小さい男の子がついていきました。おばあさんの孫のディッキーです。ディッキーは、風の吹きわたるひろい荒野へ、いっしょにつれていってくれと、おばあさんにたのんだのでした。
 荒野につくと、おばあさんの目は、すいつけられたように地面の上にそそがれました。そこには何マイルにもわたって、しきつめたように低いみどりのコケモモのしげみが、ひろがっていたのでした。でも、ディッキーはといえば、あたりをキョロキョロ見まわしたり、飛びまわっている鳥や、空に浮かぶ白い雲や、ヒースや草のあいだからそびえ立つ、お城のように大きくて、とんがった黒い岩山などに見とれたりしていました。



イギリスの児童文学作家、アリソン・アトリーの作品です。アトリーについては、以前『時の旅人』をご紹介したときに、生家の写真を添付していますのでご覧下さい。

さて、なんとなーく元気がなくなってくると、私はなぜか無性に児童文学が読みたくなります。大体はイギリスの児童文学を手に取りますが、その理由がこの本を読んでわかった気がします。イギリスの19世紀の児童文学には、自然の美しさと不思議さがふんだんに盛り込まれています。その上、魔法使いだの妖精だのも登場し、なんとも魅力的なのです。読んでいるうちに、嫌で嫌でたまらなかった自分の身の回りのことがらが「なんてちっぽけな!」と思えるようになるから不思議です。

本題は『The spice woman's basket and other tales』で、そこから6つのお話が翻訳されています。イギリスのアマゾンを調べてみると、1944年以降に発行されたものはなく、残念ながら英書を入手するのは難しいかもしれません。

それにしても、アトリーのお話を読むたびに思う事がありました。「コケモモって、何?」アトリーの児童文学には植物、動物が数多く登場します。そして食べ物の表現が非常に豊かで、とてもおいしそうなのです。書き出しでご紹介している作品の中でも、おばあさんはコケモモを取りに荒野へ出かけます。

調べてみると、ありました。どうやらコケモモって酸っぱいみたいです。そしてモモといいながらも桃ほど大きくはないらしい。野生の低木なんだそうです。おばあさんはあとでジャムをつくりますが、やっぱりその酸味のせいか、ジャムやコンポートにするみたい。

ちなみにピクシーとは、イングランドのコーンウォールなど南西部諸州の民間伝承に登場する妖精のことで、体は小さく時にイタズラをするとして紹介されていることが多いです。とても魅力的な妖精です。

jumee☆point1d この本を読んで jumee☆point1d

・ピクシーの話が2つ納められています。なんとも神秘的で楽しいお話です。

・翻訳書は、最後に掲載されている「西風のくれた鍵」がタイトルになっていますが、英国本書のタイトルはこの本にも納められている「幻のスパイス売り」になっています。


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