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2010

03/12

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63歳・東京外語大3年 老学生の日記 

Category【語学 

63歳・東京外語大3年 老学生の日記63歳・東京外語大3年 老学生の日記
(2006/12/04)
坂本 武信

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書き出しをご紹介します。

はじめに

 気がついた時は病院のベッドだった。私はどうしてここにいるのだろう。少しずつ記憶が戻ってきた。そうだ六本木の道路を歩いていたんだ。地下鉄の駅に近づいた時、突然、気分が悪くなり倒れたような気がする。そして記憶が途切れた。あとから考えると、これが私の「第二の人生」の始まりだったと思う。
 58歳の時、私は路上で突然に急性心筋梗塞に見舞われ、意識を失い救急車でこの病院に担ぎ込まれた。そこで、私は生死の境をさまよった。医師によると、まさに危機一髪であったらしい。
 この病気を機に私は36年勤めたサラリーマン生活に別れを告げた。その時から私は第二の人生をいかに生きるかの模索が始まった。その模索の中で、偶然ある大学の門をたたいた。それが東京外国語大学であった。そこで選んだのがやはり偶然ではあったが、それまで全くなじみのなかった言語、ポーランド語であった。



巻末の著者経歴を引用しながら説明しますと、大手生命保険会社にお勤めだった58歳の頃、著者は突然路上で倒れ病院へ搬送されます。病名は急性心筋梗塞。6週間の入院を経て、残り少なかったサラリーマン人生を少しだけ早めに切り上げることを決心なさいました。奥様に相談したところ「毎日毎日、家の中でゴロゴロされるのは迷惑!」とのお答えが。かねてから語学に感心のあった著者は、偶然に東京外国語大学の社会人入学過程に出会います。早速資料を取り寄せたところ、社会人入学に認められている言語はチェコ語、ポーランド語、モンゴル語、ベトナム語、タイ語、トルコ語など難しいうえに学習者人口の少ない言語でした。

そこで著者はとりあえず大学に行ってみようと行動を起こします。この行動力が素晴らしいと思いませんか?だってご自宅から学校までは往復で3時間ですよ!大病から復活した還暦の方とは思えないパワーです。学校に到着し、最初に訪れた研究室で著者の運命は第二の人生に突入します。そこはポーランド語専攻 石井教授の研究室でした。石井教授は巻末に「坂本さんのこと」として文章を載せておられます。これを読むと、それまで読んでいた面白おかしいおじーさんのポーランド語の学習の日々が、決してご本人が仰る「ひまつぶし」と「ボケ防止」のようなものではなかったことがわかります。

無事に社会人入学を果たす著者ですが、その間若者と共に学生生活を満喫します。なかでも弁論大会で3位というお話には驚きました。スラヴ語系の言語は日本人にはその発音の難しさで諦める人も多いと聞いた事があります。弁論大会で入賞するほどですから、並の努力ではなかったのではないでしょうか。

そんなこんなで1年半が過ぎた頃、著者は学部への編入試験があることを知ります。今までは聴講生的な社会人学生でしたが編入すれば正規学生としてもっと本腰を入れてポーランド語に打ち込むことができます。東京外語大のシステムでは2年次への編入が許可されるということで、この試験にも合格した著者は晴れて東京外語大の正規2年生となったわけです。

驚くのはこればかりではありません。もし私が心筋梗塞という病に倒れたのならば、恐らくひっそりと暮らそう、刺激のあることは避けようとするに違いないでしょう。しかし著者は、なんとポーランドへ留学するのです!夏休みを利用したサマースクールなのですが、それでも毎年のように単身ヨーロッパへ向かいます。60歳を超えて海外を旅する方はそう珍しくはありません。しかし心筋梗塞という有る意味「危険」を抱えつつ海外で約1ヶ月過ごすという道を選択する人はそう多くないはずです。しかし留学の成果でしょうか、巻末の石井先生の言葉によりますと、文法・発音ともにどんどんとレベルをあげておられる。

年齢を理由に、体を理由にやりたいことから遠ざかることがあります。私はまだまだ30代なのに「もうアラフォーだしー」などと言って、チャレンジすることすらためらってきました。この本を読んでいると、やはり人生に年齢や適齢期というのはそれほど関係しないのかも、と思えてきます。やりたいと思った時がベストタイミング。それを逃せば、後悔が待っているだけなんだろうと実感した次第です。

この本には続編があります。本書が余りにおもしろかったので、続編も読んでみたいと思っています。ご自身を老人と称し、「先は長くない」的なブラックジョークが満載なのですが、それが妙にほんわかと温かい笑いを誘います。語学を勉強している方で「もう、無理!」と諦めたくなった方、是非読んで見て下さい。諦めるのはまだ早いですよ。

jumee☆point1d この本を読んで jumee☆point1d

・もともと著者は語学がお好きだったそうです。お勤め時代にはロンドンへ駐在したこともあり英語はOK。その外フランス語やロシア語、中国語も勉強経験がおありだとか。やはり何か一つの言語を極めた人は、次の言語へ入る時もふわっと軽く打ち込めるものなのかもしれません。

・周りの学生さんも、著者ような仲間がいたらきっと楽しく勉強できたでしょうね。きっとこうして私がこの書籍を読んでいる間も、坂本さんは学校でポーランド語の辞書を開いているのかもしれません。



 

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