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2010

03/15

Mon.

21:06:59

知的生活の方法 

Category【自己啓発

知的生活の方法 (講談社現代新書)知的生活の方法 (講談社現代新書)
(1976/04/23)
渡部 昇一

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書き出しをご紹介します。

はじめに

「知的生活」という言葉はあまり用いられないし、またキザに聞こえるかも知れない。しかし高校進学者が百パーセントに近く、大学進学率すらも、近い将来において五十パーセントまでいくのではないかといわれる現代の日本では、知的生活者の数は驚くほど多くなってきている。にもかかわらず、知的生活という言葉があまり用いられないのは、それが「労働」の反対であり、「有閑階級」に結びついているようなニュアンスがあるからではないだろうか。
 しかしこれは、まったくの誤解である。マルクスが『資本論』を書けたのは、大英博物館における彼の知的生活のおかげである。英国労働党首で首相であったウイルソンは、オクスフォードの先生であった。知的生活の価値はイデオロギーと関係なく、人間としての価値である。それに今では、昔は単純肉体労働に属するとされた分野でも、相当の知的生活の要因が加わってきているのである。



たしか「知的」というキーワードで書籍検索をしてきた時に出てきた一冊だったと思います。新書でお値段も手ごろだったことから購入。アマゾンの評価もなかなか良いようです。

本書は「知的生活」とあるように、もっとライフスタイルを充実したものにしよう!それも知的に!の具体的な方法を教えてくれる一冊です。著者は1930年生まれで、この本も1976年に発行と幾分時が経っていますですが、知的生活を送るための心構えなどは全く色褪せておりません。戦争時代であった少年期から、大学入学、海外留学など著者が送ってきた実際の知的生活を読んでいくと、清々しい気持ちにすらなってきます。

まず、知的生活と言えば「読書」ではないでしょうか。最近は速読や多読などの書籍も多く出回っていますが、ライフスタイルとしての読書について書かれている書籍を読んだのは初めてでした。著者の幼少時代は戦時中で、そもそも書籍の購入が難しい時代でした。でも、きっとご実家は裕福だったんでしょうね。自宅に雑誌があったそうです。それを何度も何度も繰り返して読んだそうです。繰り返し同じ本を読むことは、新しい本を何度も読むよりも価値が有るという話を聞いたことがあります。確かに著者も幼少時に何度も読んだ本より得た知識が大人になっても忘れずに生きていると仰っています。これでまた、再読がいかに大切かを実証なさった方の書籍を読めました。

著者は英語学の教授なんだそうですが、語学の勉強法も少し紹介されています。外国語の本を、日本語の本で「楽しい!」と感じると同じ様に読みこなしたい。そう思った著者は、留学時代に一気に多読を開始します。最初のうちはやはり楽しみの読書ではなかったそうです。読んでいてワクワクせずにはいられない書籍がなかなか登場しないまま多読を繰り返すのですが、ある日ターニングポイントが訪れます。1冊のベストセラー小説を読んでいた時、なんとなくつきぬけた感じがあったそうです。もうおもしろくてしょうがない!それ以来、どの洋書を読んでも理解力が高まったとありました。これもなんとなくわかる気がします。私も韓国語で同じような経験をしています。本当にある日突然、なんだか「わかる!」になりました。

面白かったのは知的生活を送るための家の図面です。蔵書が何万冊にもなると、本を買うよりも書籍を保存する空間のためによりお金がかかります。そのアイデアが紹介されているのですが、見ていると「ああ、こんな生活したいな」と思えてきました。

最も印象に残ったのは、「わからないと公言することを怖れない」「わかった気になることを怖れる」という言葉です。とにかく「わかったふり」をしないこと。この一言に私はとても反省しました。普段の読書でも分かっていると思って流し読みすることもありますし、人と話をしていても真剣に聞かなくなることもあります。これは非常に傲慢な行為です。この傲慢さが自分の成長を妨げて、時間を無駄にしてしまいます。著者は書籍を読んでいても、おもしろさがわからなければ読まなかったんだそうです。自分の好きな分野や知識の広がりを支えるには、こういう選択も大切だと思いました。

語調が非常に丁寧で、読んでいてモチベーションのあがる一冊でした。古い本ではありますが、今でも十分に通用し、読む価値のある本です。

jumee☆point1d この本を読んで jumee☆point1d

・「わかったふりをしない」の延長になりますが、読書についてもこれが当てはまると知り、自分の読書に自信が持てるようになりました。人気があるからといって、その本を読むことで、誰もが知的理解を得られるわけではありません。こちらの大学院に通っていた時、孟子が人気となったことがありました。それも一時的に。私もみんなに遅れを取らないようにと人気本を手に取ったのですが、そもそも韓国語での読書は時間がかかる上に、孟子になーんの興味もなかった私には正直「楽しい」とはこれっぽっちも思えませんでした。そんな時、「ああ、孟子ね。あたし、読んだよ」なんて知ったかぶりしてはいけない。正直に「読み始めたけどおもしろくなかったから、読まなかった」とか、「読んでない。だっておもしろくないんだもーん」とむしろ開き直ってしまったほうがよいんですよね。そのかわり、自分が楽しいと心底思える本はじゃんじゃん読んでいけばいい。そうしているうちに、どんどんと興味の矛先が広がっていくんだと確信しました。

・千野栄一先生の本を読んだ時のような温かい落ち着きを感じました。wikipediaで著者を人物検索してみると、なんだかいろいろな情報が出てくるようですが、この本に関して言えば、何度も読み返したくなるであろう貴重な本だと思います。しかも1000円でお釣りがくる価格です。これはなんとありがたい本でしょう!この本は成長を助けてくれる一冊となりそうです。


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