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2010

05/24

Mon.

23:43:56

シモネッタのデカメロン―イタリア的恋愛のススメ 

Category【随筆・エッセイ


シモネッタのデカメロン―イタリア的恋愛のススメ (文春文庫)シモネッタのデカメロン―イタリア的恋愛のススメ (文春文庫)
(2008/02/08)
田丸 公美子

商品詳細を見る


書き出しをご紹介します。

はじめに

ボッカッチョの『デカメロン』。十四世紀のフィレンツェ、蔓延中のペストから逃れるために郊外の家に非難した男女十人が退屈しのぎに毎日一人一話、計十の話をして十日間を過ごす物語だ。総計百の物語が語られている。
 テレビもなく本も入手できない時代、物語は最大の娯楽であったに違いない。そのため子供だけでなく、権力者の王も千夜にわたって物語りを所望した。そして王様を退屈させることなく、千話を話し続けられる人は命拾いすることすらできたのだ。
 物語は他人の人生の疑似体験でもある。一度しか生きられない人生だからこそ、人々は今もテレビや映画など様々な媒体で他の人生を生きることに楽しみを見出す。
 私が世界屈指の人生の達人とみなされているイタリア人に関る仕事をし始めて早三十年以上が経った。一体何人のイタリア人と「袖振りあった」ことだろう。あけっぴろげで話し好き、しかも並外れて個性的な彼らと過ごすことで、私は数多くの楽しい人生を追体験できたような気がしている。



田丸公美子さんのエッセイ。田丸さんのエッセイを読むとき、どうしても米原万里さんの存在を期待してしまいます。田丸さんと米原さんは、それぞれイタリア語とロシア語の通訳という仕事を通して知り合い、公私友情を深めておられました。互いのエッセイにもそれぞれの名前が幾度となく登場し、お二人がいかに互いを大切にしていたかが伝わってきます。米原さんのエッセイファンなら、田丸さんの存在を「シモネッタ」として認識しているはず。その米原さんが他界されて早4年です。この文庫版のあとがき「万里と私の最後の一年」は田丸さんの米原さんへの思いが溢れるほどに詰められており、涙なしには読めませんでした。あとがきの前に納められているお二人の対談の後だからでしょう。友情は健在ですが、米原さんに会うことは叶わない。米原さんの新作を読むことも叶わない。幸福なことに、私はまだ友を見送った経験がありません。将来友を見送るようなことが起きる時、きっとこのエッセイを思い出すと思います。

イタリアについてのエッセイと言えば、須賀敦子さんのエッセイなどがありますね。田丸さんのエッセイは須賀さんのものとは大きくかけ離れています。もっと庶民的というか人間的というか、「びっくりカメラ」のテレビ番組を見ているような気分です。笑いが止まらないお話もあれば、ちょっと考えさせられてしまうような部分もあり。イタリアという土地・文化柄、万年明るい雰囲気を想像しますが以外とそうではないのかも。

イタリア旅行に行く飛行機の中で読むともっと楽しいかもしれませんね。

jumee☆point1d この本を読んで jumee☆point1d

・人が明るく、楽しくいられるにはどうすれば良いのだろうとよく考えます。嫌なこと、耐えられないこと、逃げ出したくなるようなことも、笑ってやり過ごせたらどんなに良いだろうと。この本にはその答えとなる小さなヒントがあるように思います。イタリア男子、近くに居ないかなぁ。

・韓国の人はよく「半島文化」という言葉を使い、イタリアと韓国が似ているという表現をします。例えばにんにくを良く食べるし、オイル(伊オリーブ・韓ゴマ)を好み、感情的で声が大きくて…などなど、類似する部分が多いと聞きました。この本を読む限りでは、韓国よりもイタリアの方が開放的でカラッとしている印象を受けますが、実際はどうなのかな。行って確かめてみたいです。



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