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2010

05/25

Tue.

21:18:47

検屍官 

Category【海外文学


検屍官 (講談社文庫)検屍官 (講談社文庫)
(1992/01/08)
パトリシア・コーンウェル

商品詳細を見る


書き出しをご紹介します。

六月六日金曜日、リッチモンドは一日中雨だった。
 夜明けに始まったどしゃぶりが、百合の花を容赦なく叩いて茎を裸にし、シャドウのアスファルトや歩道には木の葉が散乱していた。道路のあちこちに小さな川が流れ、運動場や庭の芝生には即席の池ができていた。私はスレート屋根を打つ雨音を聞きながら眠りについたが、夜が霧のたちこめる土曜日の明け方に変わる頃、恐ろしい夢を見た。
 雨のしずくが縞模様を描いている窓ガラスの向こうに、白い顔が見えた。のっぺりとした人間とは思えない顔、ナイロンのストッキングで作ったできそこないの人間のような顔だ。寝室の窓は暗く、そこにだしぬけにそれが現われた。邪悪な霊とおぼしきその顔が、のぞきこんでいるのだ。私は目をさまして、ぼんやりと暗闇に目をこらした。なぜ目をさましたのかわからずにいると、電話がまた音をたてた。手探りするまでもなく、すぐに受話器を捜しあてた。



検屍官シリーズの第1作。この作品も『林真理子の名作読本』の中で紹介されていたものです。今までシャーロック・ホームズのようなクラシカルな推理小説しか読んだことはありませんでした。もろに今自分たちが生きている世代の推理小説って、やっぱりドキドキ度が違いますね。怖いのですが、先が知りたくて一気に読めてしまいます。

主人公は40代の女性検屍官で局長でもあります。イタリア系の金髪の美女という想像を持ちますが、本書にある著者の写真はまさに主人公そのもの。きっと主人公も著者のような賢そうな目を持つ美女なのでしょう。前歴が警察担当記者、検屍局のコンピュータープログラマーだったそうですから、ストーリーのリアルさにもうなずけます。まさに今もアメリカのどこかでこんな事が起きてるんじゃないか…とすら思えてしまいました。

あまりに面白かったので続きをすべてオーダーしてしまいました。これから暑くなりますので、推理小説でも読んで涼むことにしましょう。

jumee☆point1d この本を読んで jumee☆point1d

・推理小説を楽しむ。今更ですが大人の世界に飛び込んだ気分です。

・翻訳小説を翻訳ってきっと面白いでしょうね。あまりの内容の面白さに、はらはらしながら訳すものなのでしょうか。この本もとても良い訳でした。


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