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2010

06/30

Wed.

12:14:15

まんまこと 

Category【日本文学


まんまこと (文春文庫)まんまこと (文春文庫)
(2010/03)
畠中 恵

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書き出しをご紹介します。


 江戸は神田の古名主、高橋宗右衛門の息子麻之助は、元々評判の良い若者だった。
 高橋家はハつの町を支配町としている名主で、大層古い家柄だ。既に嫁がせた娘はいるが、麻之助がただ一人の名主の息子であったから、両の親と周りからの期待も、それは大きかった。
 ところが。
 十六になったとき、麻之助は突然変わってしまった。それまでの生真面目で勤勉なところを、どこぞに落として無くしてしまったらしい。
 麻之助は大層、“お気楽な”若者に化けてしまったのだ。
 周りは驚いた。どうしたことかと本人に質したが、なに、これが元々の己だと言うばかりだ。
 それ以来、一人息子は、親から毎日溜息をつかれている。
 近所の者達は麻之助のことを、楽しい若者だと思ってはいた。だが先々支配町の名主になることを考えると、不安だという者もいる。
「どうしてああ、お気楽になっちまったのかね」
 その大元として、麻之助は十六の時、好いていた相手を失ったらしいという噂があった。
 だが誰もその相手のことを知らず、名も分からないまま噂は消えていった。



畠中恵さんの小説を読んで以来、時代物が大好きになりました。江戸、いいですねぇ~。

若だんなと妖の登場する『しゃばけ』シリーズも楽しかったですが、こちらも負けてはおりません。

今回の主人公は、江戸の名主の麻之助。体は丈夫で、同じく名主の息子である清十郎と武士の吉五郎という親友を持ち、日々楽しく暮らすだけのどら息子です。名主の仕事は、奉行所に持ち込むにはちょっと大げさかと思われるようないさかいごとを、奉行に変わって解決してやる仕事です。名主の息子ですから、麻之助もゆくゆくは名主として町の問題を解決していかなくてはならない身。

二十歳を過ぎた麻之助もあれこれと仕事を身につけなくてはならない年頃となりました。すると丁度よく事件というものは発生するようで、江戸の町になにやら難しい事件が起こる。麻之助が名主代理として町を治めていくという痛快江戸物語です。

麻之助シリーズ、続巻が楽しみ。

jumee☆point1d この本を読んで jumee☆point1d

・読んでいるだけで、江戸の町に飛び込んだような気持ちになります。江戸の下町文化、いいですね。

・こういう時代小説を楽しめるのは日本人の特権だと思います。こんな楽しい時代小説、もっともっと読みたいですね。

・時代物には人の優しさがたっぷり詰まっていて、人とのつながりについていつも反省させられます。こんな風に情緒を大切に暮らさなくては。


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