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2010

07/01

Thu.

20:30:54

まほろ駅前多田便利軒 

Category【日本文学


まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)
(2009/01/09)
三浦 しをん

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書き出しをご紹介します。

・曽根田のばあちゃん、予言する

「あんたはきっと、来年は忙しくなる」
 年の瀬も押し迫ったある日の夕方、曽根田のばあちゃんはそう言った。
 病院内の談話室はとても静かだ。窓越しに、枯れた芝生と葉を落とした立木が見える。二台ある大型テレビはどちらも音量を極限まで絞り、片方はドラマの再放送を、もう片方は競馬中継を映しだしていた。
 談話室に集まった老人たちは、思い思いのテーブルにつき、自然と二手に分かれて、どちらかのテレビに見入っている。たまに、病室から持参したソバボーロの袋を探る音や、車椅子の車輪の軋む音が響く。
「商売が繁盛するのかな」
 多田啓介は、手みやげのカステラを一口サイズに切り分けながら聞いた。曽根田のばあちゃんは、カステラを虎視眈々と狙っている。多田はテーブルに置いた紙皿に、二切れだけのせてやった。残りはタッパーに詰め、「いっぺんに全部食べちゃだめだよ。おやつの時間に、部屋の仲間と食べること」と言い聞かせる。



以前から三浦しをんさんのお名前を聞く事があったのですが、ソウルのリアル書店では三浦さんの書籍をみかけることはありませんでした。只今、日本語書籍最大取り扱い店のキョウボ文庫カンファムン店が改装工事中なのですが、そこならあったのかな?新しくなれば、もっと日本の小説も入ってくるでしょう。

で、日本に行った時、なんとも独特な表紙に惹かれてこの本を購入。タバコが並んでいるけれど、それがタイトルとどう繋がるのかな?と思いながら読み進め、気がついていたら読み終わり。なるほど、タバコにはこういうつながりがあったのかーと思う次第です。

多田便利軒は、多田啓介が一人でやっているなんでも屋さん。いわゆる便利屋さんです。頼まれれば殺し以外ならなんでもやります。引越の手伝いや、掃除、ゴミ捨て、何でもやる。そんな多田便利軒にやってくる一風変わった依頼には、べったりと人情がはりついています。ある日多田は、ばったり同級生の行天に出会います。学生時代は全く話したこともなく、むしろ多田には行天に対して負い目を感じるような出来事がありました。すっかり変わり果てた行天は、これといって行く当てもない様子。ボロボロの格好をした行天を、多田は便利屋の事務所に泊めてやることにしました。

便利屋の仕事と行天との生活は、多田にいろいろな変化をもたらします。それは書き出し部にある曽根田のばあちゃんが予言したとおり。多田の生活は急に活発になり、一見今までとは違う世界へと歩き始めるように思いますが、どんどんとタフな世界に引きずり込まれていくというお話。

jumee☆point1d この本を読んで jumee☆point1d

・あとがきにありましたが、関東地区に住んでいる人なら、まほろ市が東京のどの当たりを指しているのかがわかるとか。(恐らく町田というところとありました。)

・バツイチでアラフォーの男二人のなんとも泥臭い小説だったので、三浦さんは男性かと思っていたのですが女性だと知りビックリ。

・今度はエッセイ読んでみたいかも。



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