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2010

07/02

Fri.

16:34:34

遺留品 

Category【海外文学


遺留品 (講談社文庫)遺留品 (講談社文庫)
(1993/01/07)
パトリシア・コーンウェル

商品詳細を見る


書き出しをご紹介します。

 八月最後の日にあたる土曜日、私は明け方から仕事を始めた。芝生の上に立ちこめた霧が晴れていくのも、空が鮮やかな青色に変わるのも見ることができなかった。ステンレスの解剖台はすべて、午前中一杯ふさがっていたし、モルグには窓がないのだ。リッチモンドでは、土曜から労働休日の月曜までの三連休は、車の衝突と銃撃によって幕を開けていた。
 午後二時になってようやくウェスト・エンドの自宅に戻ると、バーサがキッチンの床をモップで拭いている音が聞こえた。バーサは毎週土曜日に掃除に来てくれるのだ。ちょうど電話が鳴りだしたが、バーサには電話に出ないよう言ってある。
「私は留守だからね」大声でそう言いながら、冷蔵庫を開けた。
 バーサが床を拭く手をとめた。「ちょっと前にも鳴ってましたよ」と言う。「その二、三分前にも鳴ってました。同じ男の人からです」
「いま留守なの」私はくり返した。
「じゃそういうことにしときましょう、ドクター・ケイ」再びモップが床の上を動きだした。
 陽光あふれるキッチンに流れる、留守電の機械的なメッセージの声を無視しようと努める。秋が近づくとともに夏の間放ってあった庭のトマトを収穫し、貯蔵し始めていた。あと三個しか残っていない。ところでチキンサラダはどこだっけ?



ああ!もう検屍官シリーズ、読まずには入られない体になってしまいました。『遺留品』はシリーズ3作目です。小学生だった姪っ子のルーシーも今や高校生になっている。(でも今回は電話で登場したのみです。)

今回の事件は、ヴァージニア周辺で起きている連続カップル殺人事件。4組目のカップルは、次期副大統領とも言われている女性の娘とその恋人でした。政界の大物の娘ということで、FBIも積極的に動くのですが、それが返ってマリーノやケイからベントンを孤立させます。

しかし殺人は解決しない。そしてケイはまたもや事件に深く関っていく。今では友人となった、第一弾でリッチモンドのジャーナリストで妹を殺害されたアビーも登場し、事件の深刻さと残忍さがどんどんと浮き彫りになって行きます。

jumee☆point1d この本を読んで jumee☆point1d

・怖いというよりも悲しいお話でした。それにしても、アメリカって事件の規模がデカすぎる!

・やはり銃がある社会って、どんなに警戒してもしきれない恐ろしさを断ち切れない。日本が(そして韓国が)いかに平和かを思い知らされました。

・しかしフィクションなのにフィクションを感じさせないこの小説。続きが楽しみです。



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