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2010

07/19

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09:28:05

バーティミアス-サマルカンドの秘宝 

Category【児童文学


バーティミアス-サマルカンドの秘宝バーティミアス-サマルカンドの秘宝
(2003/12/13)
ジョナサン・ストラウド

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書き出しをご紹介します。

 妖霊召還

 部屋の空気がすーっと冷たくなった。カーテンが凍りつき、天井の照明に厚い氷の膜がはり、白熱していた電球も輝きを失った。あたり一面に芯を切ったロウソクが浮かびあがって、毒キノコの大群のように見える。暗くなった部屋には、むせかえるような硫黄の煙がたちこめ、ぼんやりとした黒い影が身もだえしてあばれだした。遠くで無数の叫び声が聞こえる。と、とつぜん、階段に通じるドアに大きな力がかかった。ドア板が内側にたわみ、きしんだ音をたてる。目に見えないなにかが近づいてくる足音。ぶつぶつ文句をいう声も、ベッドのうしろや机の下のほうから聞こえてくる。
 硫黄の煙が帯の形をとりはじめた。そこから巻きひげのような細い煙が何本も出たかと思うと、舌のように空気をひとなめしてひっこんだ。煙の帯は<五線星の魔法円>の上をただよい、噴火した火山の煙のように、天井に向かってのぼっていく。そして、その動きがとまった瞬間、煙の真ん中からギョロッとした黄色いふたつの目があらわれた……。



とにかく分厚い本。600ページもあるので重いです。

イギリスの児童文学には魔法や妖精がつきものですが、今回は悪魔のお話。語り手はバーティミアスという悪魔です。魔術師は、実は自分で魔法を操っているのではありません。悪魔に指示をし、悪魔を使って何か事を起こしている。実は悪魔は人間に使われているわけですね。

バーティミアスは、経験豊かで実力もある格上の悪魔。そして自分が悪魔と呼ばれることを嫌う誇り高い使われ手です。ある日、おなかがむずむずして召還されたと思ったら、少年が立つ部屋へ呼ばれました。悪魔を呼ぶには、それはそれは多くの事を学ばなければならない。正確にペンタクルを描いて、香やロウソクなどの備品も必要です。青白い顔をしたその男の子は、たった一人でバーティミアスを呼び出したようでした。

魔術師は、才能のある子を引き取って弟子として育てていくシステムです。立派な魔術師として登録されるまでは、名前を与えられることはありません。今まで使われていた名前で呼ばれることは無論、魔術師名が与えられるまでは一切名無しで過ごします。その理由は、悪魔に名前を知られてしまうことは大きな弱点となるからです。ところが少年はひょんなことから、バーティミアスに本名を知られてしまいます。ナサニエル。それが少年の名前でした。

やせっぽっちの男の子ナサニエルは大胆な命令をバーティミアスに与えるのですが、本人もそれがどんな意味を持つものかを知らずのことでした。そこから事件はどんどんと大きくなってしまい、犯罪へとたどり着いてしまう。力は弱いけど頭の良いナサニエルと老齢バーティミアスのコンビは魔術師の世界へ突入していきます。

ハリーポッターとは違う魔法の世界をご希望の方、この本をどうぞ。

jumee☆point1d この本を読んで jumee☆point1d

・帯にもありますが、本書はイギリス本国でハリーポッターを抜いて第一位になったんだそうです。アメリカでは映画化も決まり、世界21カ国で翻訳出版されているんだとか。この前評判から、是非読みたい!と思っていた作品でした。

・読み始めて、ハリーポッターの場合はすぐにやめられない、とまらない状態になったんですが、この本はなぜか進まない。600ページもある大きな本なので、持ち歩くわけにもいかないし、ソファで寝転んで読むにも適さない。結局1週間くらいかかって読み上げました。

・全部で3巻出ていますが、第1巻を読んだ段階では、私はハリーポッターに軍配が上がるかな。翻訳の影響もあるかもしれませんが、この本の動きに大きな展開がない事に原因があるかなーと思っています。とりあえず3冊揃えましたので、ゆっくり読んでいくとしよう。


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