今日ご紹介する本はこちら。
実は以前一度、軽くご紹介した本です。(
こちらをどうぞ。)
まことに小さな国が、開花期をむかえようとしている。
その列島のなかの一つの島が四国であり、四国は、讃岐、阿波、土佐、伊予にわかれている。伊予の首邑は松山。 本の帯によりますと、NHKでテレビドラマ化されるようです。出演は本木雅弘、阿部寛、香川照之、菅野美穂。全13回で、09年秋から11年秋が放送予定とあります。個人的には非常に楽しみです。
時代は明治。四国は松山出身の秋山兄弟の人生を通し、外洋に接し国家を築く姿を描いた歴史小説です。全8巻で、前半は同じく松山出身の松岡子規と秋山兄弟が生きた明治を、後半は秋山兄弟が出兵した日露戦争について書かれています。
この小説を読み、はじめて秋山好古、秋山真之兄弟の存在を知りました。
秋山兄弟について、wikipediaではこのように書かれています。
・兄 秋山好古について(←クリックでwikipediaにとびます。)
秋山 好古(あきやま よしふる、安政6年1月7日(1859年2月9日)- 1930年11月4日)は日本軍の陸軍軍人。陸軍大将従二位勲一等功二級。幼名は信三郎。また、日本海海戦で、先任参謀として丁字戦法を考案、バルチック艦隊を撃滅した秋山真之は実弟にあたる。
陸軍騎兵学校を参観に来たフランス軍人に「秋山好古の生涯の意味は、満州の野で世界最強の騎兵集団を破るというただ一点に尽きている」と賞されているとおり、日本の騎兵の父と言われた。
司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」の主人公の一人として有名。
・弟 秋山真之について(←クリックでwikipediaにとびます。)
秋山 真之(あきやま さねゆき、慶応4年3月20日(1868年4月12日) - 大正7年(1918年)2月4日)は、大日本帝国海軍の軍人。最終階級は海軍中将。幼名は淳五郎(じゅんごろう)。母は貞。実兄に陸軍大将の秋山好古ほか、実業家となった兄など。妻はすゑ。子は4男2女。参議院議員大石尚子は、真之の孫(次女・宜子の長女)。
小説前半は彼らの人柄や姿が生き生きと描かれています。また四国の描写も鮮やかで、まだ一度も訪れたことがない松山を容易に想像できました。子規の死後、兄弟は軍人として日露戦争に出兵します。これがたった100年前の事なのに、私を含め若い世代は戦争を何も知らないんだと思い知らされました。
過去を知る事で未来に備えることができるそうです。確かに日本人とは、日本とは、そう言った大きな問題を一人ひとりが深く考える必要があります。歴史小説は「歴史を触れてみよう」と言う人にとって手に取りやすい教材の一つではないでしょうか。
【まとめ】
「坂の上の雲」は、司馬遼太郎氏の歴史小説の中で、私が始めて読んだ作品です。
歴史表現について賛否両論ですが、私には戦争の歴史を知る上で、とてもためになる作品でした。歴史はその人や国の立場によって解釈が異なるものだと思います。視点を広く持つ上でも、歴史小説は理解の助けになりました。また、日本人として「平和」を考える上でも大切な作品だと思います。
☆ 応援、ありがとうございます ☆
- 2008/02/25(月) 20:56:23|
- 文学・エッセイ
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0