06«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»08

--

--/--

--.

--:--:--

スポンサーサイト 

Category【スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

☆ 応援、ありがとうございます ☆ banner_03.gif

[edit]

trackback -- |comment --

page top

 

2010

10/22

Fri.

22:59:07

自分の仕事をつくる 

Category【社会


自分の仕事をつくる (ちくま文庫)自分の仕事をつくる (ちくま文庫)
(2009/02)
西村 佳哲

商品詳細を見る


書き出しをご紹介します。

まえがき

 目の前の机も、その上のコップも、耳にとどく音楽も、ペンも紙も、すべて誰かがつくったものだ。街路樹のような自然物でさえ、人の仕事の結果としてそこに生えている。
 教育機関卒業後の私たちは、生きている時間の大半をなんらかの形で仕事に費やし、その累積が社会を形成している。私たちは、数え切れない他人の「仕事」に囲まれて日々いきているわけだが、ではそれらの仕事は私たちになにを与え、伝えているのだろう。

 たとえば安売り家具やの店頭に並ぶ、カラーボックスのような本棚。化粧板の仕上げは側面まで、裏面はベニヤ貼りの彼らは、「裏は見えないからいいでしょ?」というメッセージを、語るともなく語っている。建売住宅の扉は、開け閉めのたびに薄い音を立てながら、それをつくった人たちの「こんなもんでいいでしょ?」という腹のうちを伝える。



文庫版には、補稿として出版当時取材した方々の10年後の姿としてお二人の方のインタビューが掲載されており、もちろん文庫版のあとがきもついています。

多くの方はなんらかの会社組織でお仕事をしているかと思われますが、私はフリーランスで海外にて日本語を教えています。フリーランスですから、時間はある程度は自分の自由にスケジュールを組むことができますし、拘束される時間も会社員の方よりは少ないのですが、ふと「これでいいのかな?」と思うことがあります。収入が減った時や、日々にマンネリ化を感じる時などがそうですが、そもそもこれが仕事と言えるのだろうかという疑問がありました。そんな時、偶然本書に出会いました。

独特なワークスタイルをお持ちの方に著者が直接インタビューをし、その様子を伝える形式で語られています。登場する方はデザイナーや建築関係者のほか、パン屋さんやサーフボード作りに携わる方などで、ほぼ企業組織に属している人たちではありません。独立して、自分の好きな道で食べている人たちです。

仕事がうまくいっていないと相談すると、よく「ワクワクすることをやりなさい」だとか「情熱を持っていればうまくいく」というアドバイスを受けました。でも、どんな風にワクワクするのかがわからない。どうやってワクワクを見出すのかわからない。情熱を持って仕事をしている人が想像できない。私たちは生きるために働いています。お金をもらうためにお勤めしている。自分の意思で決めた仕事ではあるけれど、どうもうまく回わらない。かといって、独立するのは大変な力が必要になります。

この本に出てくる方は、みなさん生き生きとした風情で極端に言うと「三度のメシより仕事が好き!」っていうのが冗談にならないほどのめりこんで仕事をしておられる。それが苦ではなく、やりたいからやっている。「好きを仕事にする」とかそういうんじゃなくて、全エネルギーを仕事に注いでいる風なのです。それも強制でもなく、自分のペースで仕事をし、確固たるこだわりや価値観をしっかり持っておられる。道が見えているというんでしょうか。生き生きしてるんですね、みなさん。

仕事って、こんなに楽しくやれるもんなんだ!という気持ちになりました。悶々としている現状に光が差し込むような印象です。みなさんかっこいいお仕事なので、本書の内容にキレイごとだと考える人がいたそうです。でも、なかなか自分の仕事に充実感を持っている人に出会うことは難しい。だからこそ、私はこの本で「仕事、好き!」のモチベーションを支えたくなりました。仕事を楽しむお手本です。

jumee☆point1d この本を読んで jumee☆point1d

・ワークデザインのお話がためになりました。特にフリーでお仕事している方には参考になると思います。

・これからは大量生産の時代ではなくなるのかもしれませんね。だれもがそれぞれクリエーターのように仕事をすれば、幸せになっていくのかな?




☆ 応援、ありがとうございます ☆ banner_03.gif

 もともとは「所」という字を充てていた「一所懸命」という言葉が、終身雇用制の価値観の中で、生涯をかけて行う「一生懸命」という文字に置き換えられていった話。(P252)

 仕事とは、社会の中に自分の位置づけるメディアである。それは単に金銭を得るためだけの手段ではない。人間が社会的な生き物である以上、その生涯における「仕事」の重要性は変わることがないだろう。自分が勝ちのある存在であること、必要とされていること。こうした情報を自身にあたえてくれる仕事には求心力がある。あらゆる仕事はなんらかの形で、その人を世界の中に位置づける。畑仕事のような個人作業でもそうだ。自然のサイクルの中に、自分の存在を確かめることができる。
 人はどんなに大金持ちになっても、なんらかの形で働こうとする生き物だろう。お金持ちはお金持ちなりの仕事を、自分でつくり出すはずだ。それは人間が、外の世界との関わり合いを通じてしか自分が存在する実感を得ることができず、またそれを常に渇望していることを示している。(P256)

 いつでも、どこでも、誰とでも働くことの自由を、自分自身の力で獲得すること。(P270)

 仕事を「自分の仕事」にするポイントは、仕事に自分を合わせるのではなく、自分の方に仕事を合わせる力にある。(P271)

自分の仕事に対するオーナーシップを、常に自分自身が持っていること。その仕事を通じて、学びを拓きつづけていくこと。(P272)

 仕事とは自分を誇示する手段ではなく、自分と他人に対するギフト(贈与)であり、それが結果としたお互いを満たす。これは理想論だろうか。
 贈り物は難しい。押しつけでは意味がないし、足下をみるなんてもってのほかだ。その人が欲しているけれど、誰にも明かさずにいる、あるいは本人自身もまだ気づいていない何かを、「これ?」といって差し出すことが出来たら、それは最高のぎるとになる。(P275)

―ほんとうにやってしまう人と、やらない人の違いはなんでしょう?

馬場 捨てるか、捨てられないかじゃないですか。自分がいま持っているものを捨てないと、やはり新しいところには行けませんよね。そこにはリスクがともなう(P290)

他人事ではない、自分の仕事。働くことを通じて「これが自分です」と示せるような、そんな質をもつ働き方をすることが、個々の充実ばかりでなく、社会の豊かさにもつながるんじゃないか (P310)

一方、多くの人に喜ばれ・共感される成果を形にしている人には、自身の実感に触れるこの力能と同時に、もう一つ、この社会で生きている、他の人々が感じていることを感じる力能。社会的感受性(social sensitivity)とでもいうものが具わっていると思う。これは、他社の視線や評価を気にすることではない。他社の願いや喜びやつらさを、ともに感じる力だ。(P312)

[edit]

page top

 

コメント

page top

 

コメントの投稿

Secret

page top

 

トラックバック

トラックバックURL
→http://siawasetuikyu2.blog10.fc2.com/tb.php/582-557cbf1e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。