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2010

10/29

Fri.

11:11:35

ロンドンはやめられない 

Category【旅行


ロンドンはやめられない (新潮文庫)ロンドンはやめられない (新潮文庫)
(2010/08/28)
高月 園子

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書き出しをご紹介します。

西日の当たる快適なリビング

「北向きの日当たりのいい部屋」。こんな部屋が世の中に存在するでしょうか。答えはイエスです。ただし南半球での話。南半球では太陽は常に北にあるので、当然ですが、北向きは日本の南向きに相当するのです。
 では「西日の当たる快適なリビング」。こんな表現が不動産の広告に使われる国はどこでしょう?実はこれはとても多くて、イギリスや北フランス、米国北部、カナダほか、緯度の高いほとんどすべての国や地域で、西向きは意外にも南向きと同じくらい、いやそれ以上に人気が高いのです。
 思えば「日出ずる国」日本では、東が西よりえらいのは当たり前。相撲の番付でも、東の横綱のほうが西の横綱より格が上、関東人は関西人より威張っているし、同じマンションでも東向きの部屋のほうが西向きより値段が高い。



イギリスに関するエッセイが大好物な私。この本は楽しく読んだというより、勉強になった。今まで読んできたイギリス関連の書籍は、①イギリス絶賛型(同時に日本のダメな点を列挙)、②イギリス賞賛型(イギリスってステキ~。キレイ~。を紹介する)、③イギリス罵倒型(イギリス絶賛型の逆パターン。マイナス点を挙げていく)の3つに分かれていたと思います。それぞれ読み物としては面白いんですが、ちょっと偏りすぎている印象がありました。一方本書は賞賛も罵倒も絶妙なバランスで語られている。それは日本に対しても同様で、「なるほど」と学ばされる点多し。

林望先生の「イギリスはおいしい」が登場したのが91年。著者がイギリスへ渡ったのは日航機事故のあった85年。ダイアナ妃とチャールズ皇太子の世紀の結婚式が81年。今のようなイギリスブームのキッカケは、おそらく「イギリスはおいしい」からだと思います。ロイヤルファミリーのニュースは多く流れていたと思いますが、今のように誰もが気楽に旅する場所ではなかったでしょうし、音楽や美術や美容などの勉強で渡英する方は多くても、1週間にも満たない旅行や数ヶ月の留学はもっと少なかったはずです。小さなお子さんを連れての渡英は、少なからず不安もあったのではないでしょうか。実に20年以上をイギリスでお過ごしになり、お子さんもイギリスの機関で教育を受けられたそうですから、半分はもうイギリスに移民したようなものですね。母は強しで、二人のお子さんを海外で育てあげたママとしての言葉が印象的でした。特に教育に関する日英の差はとても面白く、駐在教育ママたちの失敗話などには「ああ、ありそうありそう」とつぶやけるほどです。

生活者としての言葉は非常に重みがあります。おいしー!かわいー!が連発される浮ついたロンドン日記ではありません。ロンドン事情を知る参考書として捉えるのがピッタリかもしれません。翻訳活動の傍らにつづられたエッセイは、駐妻のロンドン生活をおもしろおかしく、そして時に辛らつかつリアルに表現されています。

書き出し部にもある西日の件ですが、ヨーロッパは北海道よりも緯度が高いので、夏冬の日照時間に大きな差があります。冬は昼が終わったと思った途端に暗くなるような地域ですから、沈む太陽の恩恵をできるだけ長く享受するためには、やっぱり西に窓が必要なわけですね。

これからイギリスで暮らす方や、すでにイギリスで暮らす方には学びの多い1冊かと思います。アフタヌーンティーを楽しむステキな表紙ではありますが、ロンドン生活はこの表紙のようには甘くないようです。

jumee☆point1d この本を読んで jumee☆point1d

・ソウルはロンドンのような大都市ではありませんが、広さや人口の多さという意味では大都市にカウントしてしかるべき。一国の首都でもありますので、韓国を観察するには最も適した場所だと言えます。でも、「あれが嫌だ」「これが嫌だ」と不満ばかりが目についてしまって、なかなか冷静に分析したことがありませんでした。この本を読み、外国生活のどこに目線を置くべきかがわかったような気がします。

・ロンドンは紳士淑女のイメージが先行しすぎですし、ソウルも韓流ドラマの影響で実物よりも美化されているような気もしないではないです。隣の庭が青く見えるというところでしょうか。そんな日本人の持つイメージを辛らつに斬る!のが本書です。


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