07«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»09

--

--/--

--.

--:--:--

スポンサーサイト 

Category【スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

☆ 応援、ありがとうございます ☆ banner_03.gif

[edit]

trackback -- |comment --

page top

 

2010

11/26

Fri.

10:45:00

剣客商売 

Category【日本文学


剣客商売 (新潮文庫―剣客商売)剣客商売 (新潮文庫―剣客商売)
(2002/09)
池波 正太郎

商品詳細を見る


書き出しをご紹介します。

女武芸者

 冷たい風に、竹藪がそよいでいる。
 西にひろがる田圃の彼方の空の、重くたれこめた雲の裂目から、夕焼けが滲んで見えた。
 石井戸のあたりに先刻から、鷦鷯がしきりに飛びまさってい、澄みとおった声でさえずっているのを、この家の若い主は身じろぎもせずに眼で追っていた。
 まるで巌のようにたくましい体軀のもちぬしなのだが、夕闇に浮かんだ顔は二十四歳の年齢より若く見え、浅ぐろくて鞣革を張りつめたような皮膚の照りであった。
 若者の、濃い眉の下の両眼の光が凝っている。小さくて敏捷なみそさざいが数羽、飛び交っているうごきを飽きもせずに見入っているのだ。
 台所から根深汁(ねぎの味噌汁)のにおいがただよってきている。



剣客商売はシリーズとして16巻まで出ています。これはその1巻目。

親子で剣客となった秋山一家。父の小兵衛は修行から戻った息子大治郎を近所に住まわせ、道場を開かせるもなかなか弟子はよりつかない。大治郎はもともと父の仲間だった男とともに、江戸を離れて修行を積んできたのですが、いざ江戸に戻ると父は六十を越えて下女のおはるに手を出して、剣客どころかすっかり引退生活で色の道におぼれています。小兵衛はおはるとともに引退のような生活を送っているのですが、江戸の街に事件は尽きません。あれこれ仕事が舞い込んでくる。

おはるに小舟をこがせて、小兵衛は息子を見舞ったり、江戸城下へ赴いたりと時に忙しく立ち回っています。ある日耳に届いた話によると、江戸を取り仕切る田沼意次になんと庶子がいると言う。それも女剣士で、自分より強い男とでなければ結婚しないとか。その女剣士三冬に婚礼の話が舞い込むのですが、それと同時に身辺怪しい影がつきまとう。小兵衛はこの事件を解決すべく、曲者を退治します。

表紙をよくよく見てみると、左側にかしこまって座っているのが恐らく大治郎で、女の膝に頭をあずけて横になっているのが小兵衛でしょう。耳掃除をしているのがおはるかな?

jumee☆point1d この本を読んで jumee☆point1d

・寒くなるとなぜか時代小説が読みたくなる。江戸のお話は食べ物の話や町人文化の話やらが華やかでいいですね。

・シリーズがまだまだ続くので、少しずつ読んでみたいと思います。






☆ 応援、ありがとうございます ☆ banner_03.gif

[edit]

page top

 

コメント

page top

 

コメントの投稿

Secret

page top

 

トラックバック

トラックバックURL
→http://siawasetuikyu2.blog10.fc2.com/tb.php/602-03546993
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。