09«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»11

--

--/--

--.

--:--:--

スポンサーサイト 

Category【スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

☆ 応援、ありがとうございます ☆ banner_03.gif

[edit]

trackback -- |comment --

page top

 

2010

12/28

Tue.

07:39:26

飛ぶ教室 

Category【児童文学


飛ぶ教室 (ケストナー少年文学全集 (4))飛ぶ教室 (ケストナー少年文学全集 (4))
(1962/05/16)
ケストナー

商品詳細を見る


書き出しをご紹介します。

第一のまえがき

ケストナー夫人とそのむすこの議論― ツークシュピッツェ山をのぞむ― ゴットフリートという名のチョウチョ― 黒と白のぶちのネコ― 消えない雪― なごやかな仕事じまいと、子牛は、雄牛になるかもしれないという、もっともな話

 こんどは本式のクリスマス物語です。ほんとうは、私はこれをもう二年まえに、核つもりでした。それから去年は、ぜひとも書くつもりでした。ところがそうしようとすると、いつも何かじゃまが起こりました。とうとう私の母は、このあいだ、「おまえはことしあれを書かなければ、クリスマスになにもあげませんよ!」といいました。
 それで、すっかり決心がつきました。私は大いそぎでトランクを荷づくりしました。ラケットと水泳着と緑いろの鉛筆と、おそろしくたくさんの原稿紙を入れました。そして私たちが汗をながしながらあわただしく停車場の構内に着いたとき、私は「さて、どこへいったものか。」と、くびをひねりました。というのは、いちばん暑い真夏のさかりにクリスマス物語を作るということが、どんなにむずかしいかは、わかりきっていましたから。「身を切るように寒く、雪がどんどんふっていました。アイゼンマイヤー先生は、窓から外を見ると、両の耳たぶがこごえました。」などと、こしを落ちつけて、うまく書くことはできません― どんなにやろうと思っても、そんなことは、この八月には書けません。おふろにはいって、シチュー肉のようにあぶられる思いをし、日射病を覚悟しているんでは、ね!それとも?



upが少し遅れてしまいました。小学生の頃から、クリスマスが近くなるとかならずこの本を手に取って来ました。そしてクリスマスじゃなくてもたびたび手に取りたくなる児童書です。

「飛ぶ教室」とはクリスマスに演じられる演劇のタイトルです。演じるのはドイツのギムナジウムに通う男の子達。この学校には寄宿舎があり、そこで暮らす少年達がみずから台本を作り演じる予定になっています。ここに出てくる少年たちは、みな絵に描いたような少年らしい少年です。わんぱくで、友情を大切にし、将来へ夢を抱きながら暮らしている。舎監の先生を尊敬するだけではなく、また日本とは違って学校の教育システムが長いことから上級生の姿を見ながら大人になることを学んでいけるのもドイツの児童文学の特徴のような気がします。

ケストナーの作品はどれも、子どもが抱く心の痛みを届けようとしているように感じられます。親を思う気持ちや「このままではいけない!」という自分への焦り、そしてなによりも溢れんばかりの友情が子どものみならず大人へも感動を与えてくれます。本書では、舎監のベク先生と学校の近くの禁煙車両で生活する禁煙先生の姿を通して子どもの心を上手に投影させています。

私のお気に入りは、「授業が現場検証になる」という台詞のほか、前書きの中でケストナー氏が小言を言うお母さんを怒らせるために「花に水をやって!」とどなるシーンです。「いってきます」でも「体に気をつけて」でもなく、この言葉が出てくるあたりにケストナー氏のユーモアを感じずにはいられません。

この物語、私が始めて読んだのは小学校の低学年の時でした。父が持っていた児童文学全集のドイツ篇に収められていたのですが、このお話をいつでも読んでいたせいかドイツ篇だけが私の部屋に保管されていました。子どもの頃は、友達に囲まれて生活しているマルチンやヨーニーがうらやましく感じたものです。季節に関わらず、ふと読みたくなるお話です。

jumee☆point1d この本を読んで jumee☆point1d

・私はこの本で読書の楽しさ、素晴らしさを学びました。この頃なかなか本を読む時間が取れずにいたのですが、クリスマスを利用して本書を手に取り、やっぱり読書って楽しい!と思った次第です。

・全ての登場人物に愛着を感じます。こんな風に生きていこう!というお手本がたくさん詰められた一冊です。


☆ 応援、ありがとうございます ☆ banner_03.gif

[edit]

page top

 

コメント

page top

 

コメントの投稿

Secret

page top

 

トラックバック

トラックバックURL
→http://siawasetuikyu2.blog10.fc2.com/tb.php/616-a2dd9fdb
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。