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2011

01/10

Mon.

10:57:54

―新装版― なんて素敵にジャパネスク シリーズ(1) 

Category【日本文学


なんて素敵にジャパネスク ―新装版― なんて素敵にジャパネスク シリーズ(1) (なんて素敵にジャパネスク シリーズ) (コバルト文庫)なんて素敵にジャパネスク ―新装版― なんて素敵にジャパネスク シリーズ(1) (なんて素敵にジャパネスク シリーズ) (コバルト文庫)
(1999/04/01)
氷室 冴子

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書き出しをご紹介します。

 冬だ。
 人生の冬よ、まったく。
 裳着(女の子の成人式。十二~十四歳ぐらいの間に行われる)を終えた十三歳ぐらいのころから、やれ中納言家の若君がどうしただの、式部丞どのは年かさだがしっかりしたかただのと妙にきなくさい話がとびかっていたけれど、それが十四、五になるに従って、はっきり『結婚』の二文字が浮かび上がってきた。
 そして十六歳になった今日日、ばあややとうさまが入れ替わり立ち替わりやって来て、
「女子の幸せは、よき殿方を通わしてこそです。せっかく降るようにくる文を、どうして見ようともしないんですか」
 なんぞと説教する(平安時代、夫は妻のもとに通う通い婚が普通でありました。つまり、これは平安時代、光源氏みたいなのがぞろぞろ生きていた時代のお話であります)。
 そのたびに、あたしは、
「結婚する気はありませんからね。生涯、独身ですごすわよっ」
 と応戦するのだけれど、ばあやや女房(侍女)たちは、生涯結婚しないだなんて、からだのどこかに人に言えない欠陥があるのじゃないかという冷たい目で見るし、とうさまは、年ごろの娘に婿がいないなど恥ずかしくて世間に顔向けできないと泣き真似するし、やりきれない。
 最近では毎日、とうさまと大喧嘩している。



懐かしのコバルト文庫!氷室冴子さんの「なんて素敵にジャパネスク」です。この作品はマンガにもなっているそうですが、私は氷室先生の文章が大好き。やっぱり小説で読み返そうと購入しました。

表紙にもなっている主人公の瑠璃姫は大納言家の姫君。身分はとっても高い。瑠璃姫は幼い頃に母君を失くしおり、それを寂しがった祖母のもとで幼少時代を過ごします。京の都から離れ、祖母の暮らす吉野の里は自然に溢れる素晴らしいところ。そこで出会った男の子、通称吉野君は、母君の身分が低かったことから落胤なさったさる後期な方の息子さんです。瑠璃はその吉野君を初恋の人として16歳になる今も忘れず、一生独身を誓うほど大切な人として胸に抱いています。

吉野君がなぜ通称かと言いますと、高貴な父君の身分に遠慮してのこと。元気いっぱいの瑠璃姫とは対照的に、吉野君は幾分からだが弱かった。真っ白な肌で、とても美しい顔立ちだった吉野君。ある日瑠璃姫が吉野君のもとを訪れると、預りの僧や母君が目を真っ赤にして泣いており「旅立ってしまった」と告げられます。

吉野君の死を知りつつも瑠璃姫は今でも吉野君への想いを枯らそうとはしません。弟の融や融の友人の高彬は、いつも吉野君の話でもうこりごり。年頃になっても嫁に行かず、おてんばな姉を放置しています。

ところが、父君がこっそり権少将とのお見合いを仕組んできました。それを回避しようとその場にいた高彬と「ぶっちぎりの仲よ!」と叫んでしまったことから、二人の恋愛が本格的なものへ進み始めます。高彬も右大臣家の息子ということで、身分的にもピッタリ!さらに吉野君の死後、涙で日々をおくる瑠璃姫をなぐさめたのも高彬でした。この時の「ずっと守る」という言葉を忘れなかった高彬は以前から瑠璃姫一筋だったんですね。

平安時代は通い婚。結婚も男の人が通ってきて、初夜を迎えて晴れて周囲から認められるものだったようです。ところが瑠璃と高彬の結婚は何度も何度も邪魔が入り、なかなか成就しないんですねー。これがまた面白い。

学生時代に何度も読んだ小説で、ストーリーも頭に入っているにも関わらず夢中で読んでしまいました。平安時代の手引きとしてもどうぞ。

jumee☆point1d この本を読んで jumee☆point1d

・元気いっぱいな瑠璃姫の言葉にこちらも元気づいてきます。ジャンルでいうとラブコメディーなのかな?

・そういえば、ドラマ化されましてよね。瑠璃姫が富田靖子さんで、高彬が横山やすしさんの息子さんで、融が西川きよしさんの息子さんだったのは覚えてる!

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