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2011

03/02

Wed.

11:39:40

美女と竹林 

Category【日本文学


美女と竹林 (光文社文庫)美女と竹林 (光文社文庫)
(2010/12/09)
森見 登美彦

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書き出しをご紹介します。

「登美彦氏は如何にして竹林の賢人となりしか」
 
 森見登美彦氏とは、いったい何者か。
 この広い世の中、知らない人の方が多いに決まっている。
 したがって、筆者はまずかれを紹介することから始め、遺憾なことに「この人を見よ!」と言わねばならない。さらに遺憾なことに、「見たところで、あんまりトクにはならんよ!」とも言わねばならない。
 森見登美彦氏は、今を去ること三年前、大学院在学中に一篇のヘンテコ小説を書いて、ぬけぬけと出版界にもぐりこんだ人物である。一世を風靡するかに思われたが、風靡せんかった。
「在学中にデビュー」という言葉には魔力がある。「そんな人物は天才肌で、すばらしい才華の持ち主に違いない」と思う人もあるかもしれない。あえて訂正しない方が登美彦氏には好都合なのだが、筆者は肝心なところをごまかすわけにはいかんと信じるものである。


 
みなさま、ご無沙汰しておりました。お元気でいらっしゃいますか?ソウルの寒さも随分和らぎ、開かずの間となっていたパソコンルームもオンドル暖房で快適度を保てるようになりました。ゆえ、読書ブログ、再開です!

というより、この本を読んでいたら、むくむくと「この本、ブログに書きたい。」と思ってしまったのが、再開の一番の理由かもしれません。まあ、寒さも手強い敵ではありましたが、楽しい読書生活があってこその読書ブログ。自室で、地下鉄内で、昼休みのオフィスで、どうにも含み笑いをかみ殺せず、周囲から「あいつは一体何を読んでいるのだ」な視線をひしひし浴びながら読み上げました。笑える読書って、いいですね。本当に楽しかった!

上の書き出し部にもありますように、この本の主人公は森見登美彦氏、すなわち著者ご自身であります。登美彦氏は無類の竹林好き。大学院でも竹を研究し、心のオアシスとして竹林を愛しむ青年小説家です。ある日、同僚の鍵屋さんファミリーが所有する竹林の整備を申し出たところから話は大きくなります。

そもそも登美彦氏は竹を愛でるあまりに、竹が世を活性化させる妄想を抱いています。MBC(森見 バンブー カンパニー)が竹の時代を作っていく!とにかくその妄想レベルが笑えてなりません。

そして刈る、刈るいいながらもなかなか竹林にすら行けない登美彦氏。書籍名やイベントの話などがちらほら登場し、リアルな登美彦氏の生活が見え隠れしそうな気配がありますが、本当に竹を刈ったのかしら。やっぱりそれも妄想なのかしら、とつい思ってしまいますが、本当のところはどうなのかしら。旧友の明石氏や出版社のみなさんなど、これまた味のあるキャラクターが加わり、竹林の「しーん」としたイメージからかけ離れた新喜劇風な様子も笑いを誘います。

今回のソウルの冬、あまりに寒すぎたもんですから(マイナス20度近かったんですよ、ほんとうに!)、ついついロシア文学なんかを読んだりしちゃいまして、白夜なみの暗い世界にどっぷり浸っておりました。そんな中での登美彦氏の竹林を巡る妄想世界は、まるで春の日差しのような笑いを届けてくれたように思います。いや、本当に久々に小説で笑いました。

ところで、美女については本書をお読み下さい。ああ、これまたーなオチで笑えます。

jumee☆point1d この本を読んで jumee☆point1d

・森見登美彦さんの本、文庫になっているものは殆ど読んでいますが、この本を読みながら「ああ、あの本を書きながら竹林を刈ってたのね(妄想じゃないなら)」と、つい他の本も再読してしまいました。

・北海道育ちに私には竹林ってどんなものなのか、あまり想像が付きません。そういえば前に慶州(きょんじゅ)で竹林を見たような記憶が・・・

・文庫版にはその後の話が追加されています。登美彦氏、今は東京にお住まいなんですねー。

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