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2011

03/17

Thu.

21:06:10

ホルモー六景 

Category【日本文学


ホルモー六景 (角川文庫)ホルモー六景 (角川文庫)
(2010/11/25)
万城目 学

商品詳細を見る


書き出しをご紹介します。


プロローグ

 湯気に煽られ、かつお節が踊るきしめんと、ライス小。
 いつものメニューをトレーにのせ、窓際の席に腰を下ろすと、目の前にはネギトロ丼にヨーグルト、黄金色の大学イモという豪勢極まりないメニューが並んでいた。
「ずいぶんリッチですな、高村くん」
 正面の席に座る色白で小作りな顔をした男は、「祭りですから」とよくわからぬ受け答えとともに、
「大学イモ、一つあげるよ」
 と小鉢を箸の先で示した。
「イモよりも、俺はネギトロ丼のネギトロが欲しい」
「嫌だよ」
 にべもない返事をき寄越して、高村はわさびを溶いた小皿の醤油を几帳面に丼全体にまぶし、「いただきます」と手を合わせた。
「昨日、実家の母親から電話がかかってきた」
「おお、御母堂さまはお元気か?この前、お裾分けしてもらった錦松梅、たいへんおいしゅうございました、とお伝えください」
 お裾分けした覚えなんかない。安部が勝手にダンボールから持っていったんだろ、という棘のある言葉に、そうだったかな?と俺はきしめんをふうふうしてすする。



あの、最初から最後まで大爆笑で読み終えた『鴨川ホルモー』の続編。


鴨川ホルモー (角川文庫)鴨川ホルモー (角川文庫)
(2009/02/25)
万城目 学

商品詳細を見る


ホルモーとは、京都の大学生のごく少数の人数で繰り広げられている謎の競技の名であります。一般には目に見えない小鬼を、よほど人間の言葉からは遠く離れた小鬼の言葉をたくみに操り、一人100匹の鬼を戦わせるという恐怖の対抗ゲームです。ホルモーは、自分の手持ちの小鬼が全滅した時、どういうわけだか体の奥底から謎の力に引き出されるように「ホルモォォォォォー」と叫んでしまう。叫んでしまうのも随分恥ずかしいのですが、その上身になにかが降りかかるというおまけつき。確かに恐怖の競技です。

『鴨川ホルモー』では、京都大学に通う主人公の安部が、どのような経緯でホルモーに参加し、操るようになるのかが詳しく語られており、こちらの『ホルモー六景』は、ホルモーに関わった人間のホルモー模様が6話納められています。

この本を読んで分かること。それはホルモーは一生モノだということです。一度ホルモーに出会ってしまうと、一生あなたからホルモーは離れない。小鬼は後輩に引き継げても、頭の中からホルモーの不思議は離れないのです。

しかし、よくこんなこと考えるよねーと笑いながらもこうしてホルモーの続きが読みたくなるのは、やはりこれもホルモーの小鬼がなせる業なのでしょうか。うむ。

 この本を読んで 

・前作はホルモーのあまりの異型さに度肝を抜かれっぱなしでしたが、この作品は青春の酸いや甘いが盛り込められており、青春とはこういうものだと一人満足しておりました。

・やはりホルモーみたいなことも有り得そうに見えてくるのが古都京都の魅力ですね。札幌だとこれは絶対にかなわない。



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