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2011

06/12

Sun.

09:36:27

商社審査部25時 

Category【日本文学

ご無沙汰しております。ああ、恐ろしく久々に読書しました。


商社審査部25時 (講談社文庫)商社審査部25時 (講談社文庫)
(2005/03/15)
高任 和夫

商品詳細を見る


書き出しをご紹介します。

 3月29日。木曜日。
 朝9時30分。
 大阪・中之島の畿内商事株式会社審査部に設置してあるテレックスが、毎朝恒例の情報を叩き出す。
 有力興信所からの信用不安情報だ。
 倒産の噂がたっている企業に関する情報で、事の性質上会社名はイニシァルで表示されているものの、読む人が読めばどの会社であるか容易に察しがつく。
 この朝、テレックスが打ち出した警戒情報の数は十六件。
 審査部審査第三課(西日本担当)の小早川は、その七番目の情報をみて軽く舌打ちした。どうやら、畿内商事の取引先であることは間違いなさそうであった。
― Kジツギョウ。ホンテン クレ。シホンキン 八センマンエン。ギョウシュ キカイハンバイ(シュトシテ、デンキキカイ)。ネンショウ (五八ネンジッセキ)三〇オクエンゼンゴ。ジュチュウゲンカラ、シキングリヒッパク―。
 小早川は、テレックスの受信分を破るようにして抜き取り、足早に自分の所属する課に戻った。



テレックス(それもカタカナ表記)だったり、パソコンから拾う情報がなんとも手作業風な感じがあるので調べてみたら、初版は1985年なんですね。もう20年以上も前の商社を舞台にしたお話です。

書き出し部でテレックスを読んでいる小早川は、剣道部で体と精神を鍛えた審査三課の若手ホープ。主人公は審査部第三課課長の千草という非常に頭のキレる男です。40代で、一人息子のお父さん。妻に全く頭があがりません。とはいえ、家族の話が出てくる暇もないほどに、審査第三課は忙しい。オフィスは大阪にありながらも、始終西日本を駆け巡っています。

審査部の仕事は、破綻しそうな取引先による焦げ付きをどうにか小さな被害に収めるべく翻弄する解決屋のような立場です。千草は将棋で、小早川は剣道で精神の落ち着きを持ちながらも、まさにタイトルとおり25時間業務についている。

これが80年代の商社の本来の姿かどうかはわかりませんが、あの当時のサラリーマンが持っていた熱意のようなものが伝わる小説です。

 この本を読んで 

・思えば80年代のサラリーマンって「熱い!」なイメージがありませんか?もちろん今のサラリーマンももちろんとってもがんばっておられますが、バブル前後の熱さには独特なものがあったように思えます。



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